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姫路市立林田中学校

HAYASHIDA JUNIOR HIGH SCHOOL

〒679-4206 姫路市林田町林田33番地 地図

電話番号:079-261-2013

学校通信(2024年3月)

  • 公開日:2024年3月15日
  • 更新日:2024年3月15日
  • ID:21305

学校通信(2024年3月)

新たなスタートラインに向かって

3月8日、第77回卒業式が無事に行われました。林田・伊勢両地区連合自治会長様をはじめ、ご来賓の皆さま、そして、多くの保護者の皆さまにご臨席いただき、厳粛ですばらしい卒業式を挙行できましたこと、大変うれしく思っております。卒業生たちにとって、とても感動のある思い出深い式になったことだと思います。3月12日、多くの卒業生が公立高校の一般入試を受検し、来週には結果発表を迎えます。それぞれが進む高校生活等に向け、希望に満ちて新たなスタートラインに立つことを応援しています。

月日の経つのは本当に早いものです。4月には、2年生は最上級生となり、1年後には、それぞれが進路を選択し、異なる道を歩むことになります。1年生も進路について、しっかりと考えていかなければなりません。生徒たちには、日頃から社会の現状に関心を持ち、さまざまな情報に触れ、将来の方向性について考える機会を多く持ってもらいたいと伝えています。ご家庭でも機会あるごとに、社会ニュースなどに触れつつ、生徒たちとのコミュニケーションの場を持っていただければと思います。

1年の締めくくりとなるこの時期、生徒の皆さんに、宮澤章二さんの詩を紹介します。宮澤さんは、大正生まれの詩人で作詞家でもあり、数多くの小・中学校のすばらしい校歌をつくられた方です。

『自分の一歩』 宮澤章二

いま わたしの踏みしめる一歩は だれか他の人の一歩ではない

私の足が地上に刻む一歩は いつでも わたし自身の一歩なのだ

他の人より一歩先を歩くからといって 他の人より優れているとは限らない

他の人より一歩後を歩くからといって 他の人より劣っているとは限らない

自分の目標を定めて歩きだしたのだから 自分の一歩をしっかりと信じて進もう

----その決意が 最後まで歩く力を生む

出発点には〈人生 〉など まだない

到着点にこそ わが〈人生 〉はあるのだ

歩きつづけ生きぬいた尊い証明として

《生徒の皆さんへ》

進路については、学校や家庭でさまざまな人に相談したり助言を仰いだりしながらも、最終的には自分自身で決めなければなりません。そのためには、いろいろな多くの情報に触れ、幅広く知識を身につけていけるよう、学業に限らず何事にも興味・関心を持って日々を過ごしてもらいたいと思います。そして、失敗を恐れずに何事にも積極的にチャレンジしてください。“失敗は成功のもと”、成功の裏には失敗は付きものです。その中で自身の適性や目標がしっかりと見えてくるきっかけに出会います。失敗から何を学ぶかが大切であり、さまざまな経験を積む中で、各自の目標の達成に近づいて欲しいと願っています。