姫路市では、加古川市、神戸市、明石市、高砂市、稲美町、播磨町、太子町の5市3町で構成する播磨臨海地域道路網協議会を中心に、本道路の早期事業化に向けさまざまな取り組みを進めています。
姫路市など5市3町からなる播磨臨海地域は、面積約960平方キロメートル、人口約152万人であり、市街地が連坦する一体的な生活・産業圏域を形成している地域です。
当地域は、これまで播磨臨海工業地帯の中心地域として発展してきており、日本を代表する多種多様な企業の製造拠点が集積、多くの世界トップシェアを誇る部素材、製品を創り出す、世界有数のものづくり拠点です。
一方で、地域の東西幹線道路である姫路バイパスは、一日約12万台、ピーク時約9千台の交通量があり、渋滞が常態化、物流効率の悪化や交通事故が多発しています。
播磨臨海地域道路は、高齢化が進む国道2号バイパスの代替路として、地域にダブルネットワークを構築し、渋滞緩和や交通事故の抑制、さらには、拠点間における人・物・情報の円滑な流れを促すことで、国際競争力の強化が期待できる、日本の経済成長に欠かせない社会基盤です。また、災害時の緊急輸送路としても、救急医療への支援や迅速な復旧・復興を支えるものです。
姫路市など5市3町により「播磨臨海地域道路網協議会」を設立し、要望活動をはじめ、地域住民や経済界との合意形成の推進など、本道路の早期実現に必要な活動を展開しています。
令和2年11月には、国において計画段階評価の対応方針として、「内陸・加古川ルート」帯の選定が公表されるなど、着実な計画の進捗がみられます。
今後、国に対して、早期事業化及び早期完成に向けた検討を求めていきます。
上図:国土交通省近畿地方整備局資料より
設立:平成10年3月
正会員:姫路市長、加古川市長、神戸市長、明石市長、高砂市長、稲美町長、播磨町長、太子町長
参与:兵庫県東播磨県民局長、中播磨県民センター長、西播磨県民局長
活動内容等については、播磨臨海地域道路網協議会ホームページ別ウィンドウで開くをご覧ください。
播磨臨海地域道路の早期事業化に向けて、地域の大きな期待や熱い思いを国へ届けるため、整備促進大会を開催します。
詳しくは、大会ホームページよりご確認ください。
審議内容等については、国土交通省近畿地方整備局ホームページ別ウィンドウで開くをご覧ください。