令和4年度予算の概要

姫路市の令和4年度予算の概要についてお知らせします。

• 令和4年度予算の総額は3,875億円で、前年度に比べてプラス9億円、0.2%の増となっています。
• 内訳は、一般会計が2,178億円で、前年度に比べてマイナス4億円、0.2%の減です。
• 特別会計は1,109億円で、前年度に比べてマイナス6億円、0.5%の減です。
• 企業会計は588億円で、前年度に比べてプラス19億円、3.4%の増です。

• 市税収入について、新型コロナウイルス感染症からの経済活動の回復に伴い、給与所得の増に伴う個人市民税の増や企業収益の増等による法人市民税の増に加え、固定資産税及び都市計画税が、家屋の新増築の増等に伴い、全体では増を見込んでいます。
• 地方交付税について、臨時財政対策債への振替額の減により増となるものの、地方交付税と臨時財政対策債を合わせた国からの財政措置は、市税収入の増等に伴い、減を見込んでいます。
• 国・県支出金について、累増する社会保障関係経費や投資的経費など行政需要の変化に的確に対応しつつ、最大確保を目指します。

• 事務事業の廃止及び見直しを前提に、財政規律を遵守した健全で持続可能な財政を基礎とし、新たな総合計画の目指す都市像「ともに生き　ともに輝く　にぎわい交流拠点都市　姫路」の実現に向け、さらにはポストコロナ社会を見据え、4つの最優先課題 未来を育てる「ひとづくり改革」、生活の質を高める「デジタル改革」、成長を促す「グリーン改革」、発展を支える「まちづくり改革」を解決するため、「少子化対策・子ども支援」、「デジタル化」、「グリーン化」、「魅力あるまちづくり」を最重点分野に指定し、集中的に事業を展開します。
• あわせて、英語のLIFEに込められた3つの意味「命」をたいせつにする市政、「一生」に寄り添う市政、「くらし」を豊かにする市政をより一層推進するため、「医療・防災減災・感染症対策」、「健康福祉・生涯現役」、「地域づくり・ひめじ創生」、「市民協働」、「観光・産業振興」、「スポーツ・文化」、「都市基盤・行財政改革」を7つの重点分野とし、予算の重点化を図りました。

• 卸売市場事業については、令和4年度末の新市場開場に向けて、引き続き移転の取り組みを進めます。
• 国民健康保険事業、介護保険事業、後期高齢者医療事業では、制度改正に的確に対応するとともに、保険料の確保に努めます。

• 水道事業は、水道ビジョンに基づき、老朽管路や水道施設等の更新、耐震化及び水管橋の保全、施設の浸水対策に取り組むとともに、経営健全性の確保に努めます。
• 下水道事業は、経営戦略に基づき、老朽施設等の長寿命化や集中豪雨対策として雨水貯留施設整備などの浸水対策事業、また、コミュニティ・プラントと農業集落排水処理施設の公共下水道への統合事業を計画的に進めるとともに、経営健全性の確保に努めます。
• 上下水道事業の統合により、市民サービスの向上を目的とした窓口のワンストップ化、危機管理体制の向上、経営基盤の強化を図ります。

姫路市の予算を分かりやすく説明します。

入湯税・事業所税・都市計画税の使いみちを説明します。