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令和7年4月8日市長記者会見

  • 更新日:
  • ID:30558

会見事項

  1. 大阪・関西万博の取り組みについて
  2. 第75回姫路お城まつりの開催について

報告事項

なし

市長会見内容

市政記者クラブの皆さん方には、お忙しいところご出席をいただきまして、ありがとうございます。

さて、4月1日より新年度となり、本市においても新たに123名の新人職員を迎えることとなりました。また、本年度からは、若者や外国人、企業を惹きつけ、選ばれる「まち」になるため、「国際戦略課」を新設したほか、時代に即して公共施設のあり方を見直すべく「施設マネジメント課」を新設するなど、所要の組織改正を行いました。「人」も「組織」も新たに、市政に取り組んでまいります。

先の議会の所信表明でも申し上げましたとおり、現在の人口減少時代は、先行きを見通すことが困難な深い霧の海を航海するようなものです。これから本市を待ち受ける10 年先、20 年先の未来から逆算して、いま行うべき施策やその優先順位を決める「バックキャスティングな思考」を羅針盤としながら、市民の皆さまの安寧と明るい未来のために、全職員一丸となって、この時代に立ち向かってまいります。

私はその先頭に立つ者として、不退転の決意で挑む覚悟です。引き続き、皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。

それでは、本日の会見事項について、発表をさせていただきます。

大阪・関西万博の取り組みについて

まずは、いよいよ今週末に開幕する「大阪・関西万博」に係る万博会場における本市の取組といたしましては、5月29日にギャラリーWESTで開催される「ひょうごフィールドパビリオンフェスティバル2025」へ姫路観光コンベンションビューローとともに出展し、フィールドパビリオンに登録している金継ぎや靴磨きの体験とともに、姫路城や美術館のPRを行います。

また、7月12日の「ひょうごEXPO 41-HYOGO REGIONAL DAY-」では、関西パビリオン兵庫県ゾーンにおいて、姫路の特産品のPRを行うほか、学芸員などによる姫路城や書写山の魅力の解説を行います。次に、7月28日から31日には、EXPOメッセ「WASSE」において、万博首長連合の枠組みの中で、水が織りなす日本の美をテーマに、かまくらで有名な秋田県横手市とともに、「Resolution of LOCAL JAPAN展」に出展し、GI「はりま」を中心に姫路の日本酒をPRしてまいります。

加えて、8月25日から27日まで「TEAM EXPOパビリオン」に姫路の皮革や菓子などの地場産品を展示します。さらに、8月27日から31日には、EXPOメッセ「WASSE」において、西日本・九州にある19の自治体等で構成される西のゴールデンルート主催の「Discover Unknown JAPAN」に出展し、絵巻物の作成体験を通じた姫路城などの観光情報の提供を行います。

次に、万博期間中の市内での取組ですが、2月の会見でも発表いたしましたが、大手前通りイルミネーションや、髙田賢三氏の没後初の大規模回顧展を開催いたします。

また、今週末から実施する「姫路城特別公開」や、姫路城と書写山のVR謎解きイベント、姫路城三の丸広場などで伝統文化である獅子舞の演舞による特別おもてなしを行います。

加えて、本市で滞在される際に効果的に観光いただくため、4月12日の来城以降の予約制のデジタルチケットを4月1日より販売を開始しております。

他にも、万博期間中には、本市の姉妹都市や姉妹城提携している国々のナショナルデーがあり、各国の要人が来られることから、この機会に姫路へお越しいただけるよう働きかけているところです。

万博期間中に、より多くの万博来場者に姫路に足を運んでいただけるよう引き続きPRに努めてまいります。

第75回姫路お城まつりの開催について

次に、「第75回姫路お城まつり」の開催についてでございます。

開催は、5月16日から18日までの3日間、会場は、大手前通りや大手前公園、姫路城三の丸広場などでございます。

内容は、1日目が姫路城薪能、2日目がパレードやステージイベント、3日目がキッズイベントや姫路良さ恋まつりなどでございます。

今年の見どころといたしましては、2日目の姫路大名行列において、元プロ野球選手の糸井嘉男さんに殿様役でご出演いただき、会場を盛り上げていただきたいと考えております。 

その後に予定している総踊りにはタレントの鈴木奈々さんが加わり、糸井さんと一緒に、和太鼓のリズムに合わせて会場を盛り上げていただく予定です。

昨年は、車いすでお越しいただいた皆さまにも、パレードを身近で楽しんでいただけるよう、車いす専用の観覧スペースを初めて大手前通りに設置いたしましたが、今回は、ベビーカー利用者など小さな子供がいる家族連れ向けの「ハートフルスペース」の設置も予定しております。

また、姫路城薪能におきましては、万博の開催中ということもあり、多くの外国人観光客やインバウンド需要への対応のため能楽鑑賞字幕サービス「能サポ」を導入します。日本語をはじめ、英語、中国語、韓国語での鑑賞が可能となります。

本年の初の試みといたしましては、万博からの観光客の流入を見据えた施策として、ユネスコの無形文化遺産に登録されており、その独特の芸術性が海外からも注目されている「能楽」について、姫路城薪能を通してその魅力を知ってもらうべく、能面や薪能衣装、姫路城薪能のこれまでの歩みを過去の写真やパンフレットで振り返るパネル展示などを行う「姫路城薪能展」を5月10日から18日までイーグレ姫路にて開催いたします。

このほか、近隣自治体のほか千姫ゆかりの自治体、スポーツ団体などさまざまな皆さまに参加をお願いすることにより、姫路お城まつりが、市民の皆さまはもちろんのこと、観光客へ訴求するおまつりへとなるよう、また、開催期間中である大阪・関西万博や瀬戸内国際芸術祭、その後のワールドマスターズゲームズ関西などのビッグイベントにおける誘客促進にもつなげてまいりたいと考えております。

私からは、以上でございます。

質疑応答(要旨)

記者:
大阪・関西万博会場において、姫路市単独で出展するブース等はありますか。

市長:
単独のブース等はなく、兵庫県等のパビリオンやブースを使用させていただく形で出展します。また、まねき食品の出店する店舗とも連携し、市のPRを行えればと考えています。

記者:
5月、6月の土日の複数日に獅子舞の演舞が行われるとのことですが、参加する団体数は決まっているのですか。

観光経済局長:
獅子舞を持っている団体が20団体あり、全てに声をかけ、調整しているところです。

記者:
市長は万博会場に行かれるのですか。

市長:
現時点で予定はありませんが、私は前回の大阪万博に感化された世代なので、大変興味を持っています。姫路の文化をアピールするパビリオンや、姫路と城でつながっている国のパビリオン等に、スケジュールが許せば行ってみたいと思っています。

記者:
お城まつりは11月に開催されたこともありましたが、今後は5月開催となるのでしょうか。

市長:
令和5年度は、姫路城の世界遺産30周年記念事業として11月にお城まつりを開催しましたが、ここ10年ほどでいうと、おおむね5月開催となっています。

記者:
お城まつりのハートフルエリアは、車椅子の方とお子様連れの方が同じスペースを利用するものですか。

市長:
車椅子の方用の観覧スペースと、ベビーカー利用などお子様連れの方向けのスペースをそれぞれ設置します。小さなお子様にもパレードを楽しんでいただきたいと思っています。

記者:
大阪・関西万博の期間中に、姉妹都市や姉妹城提携している国々の要人に姫路に来てもらうよう調整しているとのことですが、既に姫路市に来ることが決定している方はいますか。また、姫路市に来られた際、どのようなことをする予定ですか。

市長:
決定しているものはありませんが、昨年姉妹城提携の仮調印をしたオーストリアのシェーンブルン宮殿について、関係者が万博で来日するなら、その際に姫路市に来て調印式を行えないか調整しているところです。

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