令和8年7月7日市長記者会見(速報版)
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会見事項
- 「姫路みなと祭海上花火大会2026~量も質も、大好きです~」「大曲の花火」打上演出花火概要決定・観覧チケット追加発売について
- 「美術館は休館中。まちなかで活動中。」姫路市立美術館休館中のアウトリーチプログラムについて
報告事項
なし
市長会見内容
市政記者クラブの皆さま方には、お忙しいところご出席をいただきまして、ありがとうございます。
さて、9月20日に開催する「姫路みなと祭海上花火大会2026」につきましては、6月18日の販売開始以降、大変多くの申し込みをいただいており、約5万席の有料観覧席の半分以上が販売済みとなっております。
本市では過去最大、県下でも最大級の規模となる本大会を、多くの皆さまにぜひご期待いただき、ご体験いただきたいと考えております。皆さまの思いにできる限りお応えするため、このたび、観覧チケットの追加販売を決定いたしました。
本日は、追加販売の詳細に加え、大会の見どころでございます「大曲の花火」の特別演出などにつきまして、ご説明申し上げます。
「姫路みなと祭海上花火大会2026~量も質も、大好きです~」「大曲の花火」打上演出花火概要決定・観覧チケット追加発売について
昨年は、大会史上初となる1万発の花火を打ち上げ、大変ご好評いただきました。
今年は、史上最多となる1万発超の花火を打ち上げるとともに、日本三大花火大会の一つでもある「大曲の花火」の花火師4者による特別演出を、兵庫県内の花火大会で初めて実施いたします。量も質もさらに向上した、史上最高の花火大会をお届けしてまいります。
今年最大の見どころでございます「大曲の花火」の特別演出につきましては、伝統ある「大曲の花火」が持つ高い芸術性と、姫路港のロケーションが融合する特別な空気感そのものが、大きな見どころとなっております。昨年度大会の量(クァンティティー)を維持しつつ、今年度大会ではさらに質(クオリティー)の高い花火を、ぜひお楽しみください。
詳しくは、この後、「大曲の花火」の特別演出を担当いただく「大曲の花火協同組合」の代表理事の小松 忠信(こまつ ただのぶ)様からの動画でご紹介いたします。
次に、観覧チケットの追加発売についてでございます。
観覧チケットの販売を6月18日から開始したところ、一部の観覧席では即日完売となるなど、大変ご好評をいただいております。
より多くの方に本大会をご鑑賞いただくため、さらなる観覧席の確保に向けて調整を進めた結果、今回、追加の席をご用意いたしました。
このため、7月13日(月曜日)午後2時から、「チケットぴあ」及びセブンイレブン店頭において、追加販売を行います。
追加する観覧席は、障害のある方、未就学児、妊産婦、75歳以上の方など、徒歩での来場が困難な方向けの「芝生イス席(1人用)シャトルバス付」、「芝生マス席(2人用)シャトルバス付」、そして「車両観覧席」など、約1,000席を予定しております。
ぜひ、より多くの皆さまに「姫路みなと祭海上花火大会2026」をお楽しみいただきたいと存じます。
なお、市政記者の皆さまに存分に取材いただけるよう、記者席もしっかりとご用意する予定でございます。皆さまご多忙なことと存じますが、ぜひ取材くださいますよう、よろしくお願いいたします。
それでは、「大曲の花火」の演出内容をご紹介する動画をご覧ください。
「大曲の花火協同組合」代表理事 小松忠信氏 ビデオメッセージ(要旨)
大曲の花火協同組合 代表理事の小松忠信です。
私たち「大曲の花火協同組合」は、秋田県大仙市で開催される全国花火競技大会に第1回から出場をしている花火会社4社で構成しています。
この度、姫路市で開催される姫路みなと祭海上花火大会において、我々の花火が一つのプログラムとして皆さんに見ていただけることとなりました。
昨年6月、大阪・関西万博において、関西の皆さんに「大曲の花火」をご覧いただきました。
この度ご縁があり、姫路の地でまた我々の花火を打ち上げることとなりました。我々も、関西の地で打ち上げることを大変楽しみにしています。
今回は、大曲の地発祥の「創造花火」を皆さんにご覧いただきます。「花火は丸い形」という概念にとらわれず、さまざまな形と色の変化、そして多くの技法を凝らしたものを、皆さんにご覧いただくという演出です。
プログラムのスタートは、キャラクター花火をはじめとした、音楽に合わせたコミカルな演出。そして、伝統的な日本の花火、割物と称するより円、真剣にこだわった花火や、あえて球にこだわらずさまざまな形や色の変化、動きをご覧いただく「自由玉」をご覧いただきます。尺玉は、直径約300メートルに広がります。我々の思いを込めた花火を打ち上げたいと考えています。
そしてメインとなるのは、音楽と花火がシンクロするワイドスターマイン。今回は、私どもが一昨年、カナダ・バンクーバーの地、モントリオール国際花火競技大会で披露した花火を、皆さんにお見せしたいと考えています。
トータル8分間の演出で、「大曲の花火」をご堪能いただきます。
これまで姫路では、長い歴史の中でたくさんの花火が打ち上げられたと伺っています。我々も、地元の三光煙火さん、そして関西地区の花火業者の皆さんの技を大変楽しみにしています。
関西の花火と東北の大曲の花火がコラボする、今年の「姫路みなと祭海上花火大会」。昨年以上に、皆さんに喜んでいただける企画になると考えています。
9月20日、姫路みなと祭海上花火大会、ぜひご期待ください!
「美術館は休館中。まちなかで活動中。」姫路市立美術館休館中のアウトリーチプログラムについて
続きまして、休館中の姫路市立美術館の「アウトリーチプログラム」について、ご説明いたします。
姫路市立美術館は、空調設備等の改修工事に伴い、来年、12月末まで休館を予定しております。この休館期間を、美術館の活動を館外へ届ける「アウトリーチ」の好機と捉え、市内外の皆さまがそれぞれの関心やライフステージに応じて美術と出会い、親しむことができるよう、子育て世代を始め、幅広い世代に向けた参加イベントやワークショップを、第1弾として、8月から11月にかけて、姫路城下の各所で実施いたします。
姫路ならではの文化資源、美術館のコレクションの魅力に触れる「まちあるき」「講座」「庭園イベント」「ワークショップ」の4種類、計12のプログラムをご用意いたしました。
「まちあるき」では、当館学芸員などが案内し、明珍工房での鍛冶体験や、黒川 紀章・丹下健三・安藤忠雄の作品をめぐるツアーなどを、「講座」では、当館学芸員が専門分野に根差したテーマで、多様な所蔵作品の魅力を講座形式で語ります。
また、本年は、印象派の巨匠クロード・モネの没後100年の年にあたり、第一線で活躍する専門家を招聘した特別講演会を開催いたします。
「庭園イベント」では、休館中も開放している庭園を活用して、映画の上映会などを行います。2024年11月に連携協定を締結したポーランドの日本美術・技術博物館マンガ(通称「マンガ館」)の創設者でもあるポーランド映画の巨匠アンジェイ・ワイダ監督の生誕100年を記念し、監督の代表作「灰とダイヤモンド」の映画上映会を行います。
「ワークショップ」では、商店街と連携して、子育て世代向けに、地元作家の立花 江津子氏のステインドグラス制作で出たガラス片を有効活用してモザイクガラスづくりを行う他、美術館ならではのワークショップを予定しております。
姫路城下の姫路文学館、兵庫県立歴史博物館をはじめとする文化施設との連携に加え、商店街や駅前のMONZEN(モンゼン)など民間施設も活用し、美術館周辺の施設や地域の方々の協力を得ながら、休館中だからこそ実現できる、気軽にアートと出会っていただけるプログラムを用意しましたので、是非、取材をお願いいたします。
私からは、以上でございます。
質疑応答(要旨)
記者:
姫路みなと祭海上花火大会について、今回追加販売されるのは、当初は販売を予定していなかった場所ですか。
市長:
当初から予定されていたエリアをさらに拡大し、席数を増やしたものです。
お子さんや障害のある方に配慮した席ほど売れ行きが早く、問い合わせも非常に多くあります。会場まで行きやすいようシャトルバス付きにしたり、自動車に乗ったまま観覧できるといった工夫が、皆さんに評価されているようです。
これらの席を可能な限り増やし、このたび追加販売することととしました。
記者:
美術館のアウトリーチには12のプログラムがありますが、その中で市長のおすすめは何でしょうか。
市長:
どのプログラムも楽しみですが、立花江津子氏のステインドグラス制作過程で出たガラス片を使う「色ガラスで作るモザイクアート」を特に楽しみにしています。我々は完成した作品を鑑賞するのが常ですが、制作の過程で出たガラス片を使って新たな作品を作るというのは、SDGsの観点からも非常に興味深いと感じます。
また、私は子どもの頃から映画が大好きですので、アンジェイ・ワイダ監督の映画「灰とダイヤモンド」の上映会を楽しみにしています。アンジェイ・ワイダ監督は、姫路市が連携協定を結んでいる、ポーランドの美術・技術博物館マンガ(通称「マンガ館」)の創設者の一人で、私も大変尊敬する映画監督です。
姫路市はポーランドのヴァヴェル城と姉妹城提携を締結していますが、その際、ワイダ監督の奥様に大変喜んでいただきました。そのようなご縁もありますし、美術館の前庭で、姫路城を背景にしたスクリーンで監督の作品を観るという催しを、非常に楽しみにしています。
その他、昨年度に大規模な回顧展を行った髙田賢三さんに関するプロジェクトもあります。美術館で収蔵作品を鑑賞するのとは異なる雰囲気を楽しんでいただけることと思います。
記者:
このたびのアウトリーチプログラムは第1弾ということですが、第2弾も予定されていますか。
美術館館長:
本年11月以降、本年度内に、第2弾を行う予定です。
記者:
本年10月に観光交流センター「SHIRO TERRACE(シロテラス)」が新たにオープンしますが、会場に使われる予定はありますか。
美術館館長:
「まち歩きマップ」の中には表示し、まち歩きのイベントの中では参加者に紹介させていただこうと考えていますが、会場として使用する予定はありません。
市長:
「SHIRO TERRACE(シロテラス)」では、マップに掲載された場所やルートの案内等により、姫路城だけでなく美術館や文学館など周辺施設にも訪れていただき、長い間市内に滞留いただけるよう努めていきたいと思っています。
現在、デジタルチケットの利用率は15%程度ですが、より多くの人に利用していただきたいと考えています。姫路城では、安全上の観点から登閣者数に制限を設けているため、どうしても長蛇の列ができる時期があります。これから暑くなると熱中症のリスクも高まります。デジタルチケットで入城予約をしていただき、空き時間で周辺施設をそぞろ歩きするといった、「点」ではなく「面」で姫路の魅力を体験いただく。「SHIRO TERRACE(シロテラス)」ではそのようなことに取り組みたいと考えています。
記者:
7月1日から路上喫煙にかかる過料が改定されましたが、周囲の反応はどうですか。
市長:
路上喫煙にかかる過料の改定については、メディアでもたびたび取り上げられ、さまざまなご意見をいただいてきました。
喫煙は、肺がんだけでなく、循環器系の疾患にもつながります。たばこは吸わない方が良いと私は思いますし、市民の健康増進のため、市としてもそうした方向で取り組んでいます。一方で、路上喫煙やたばこのポイ捨てをなくすための現実的な対策として、喫煙所の設置も合わせて行うこととしました。市民の健康増進と、まちの治安や美しさの実現のため、さまざまな方と長い間調整を行い、バランスを取った施策であると考えています。
記者:
7月3日に、前之庄中島地区産業団地の開発事業者募集について記者発表がありました。どのように受け止めていますか。
市長:
姫路市は市域が広く、中心市街地は姫路城を中心とした観光地ですが、北部は山間部です。周辺地域では過疎化が進み、学校の統廃合もやむなしとなっています。
このような状況の中、10年、20年先を見据えて、自治会の方から手を挙げていただいたのは、大変すばらしいことだと思っています。
このたびの対象地区は元農地ですが、地域活性化の取り組みや、脱炭素のグリーントランスフォーメーションを進めている地域の近くでもあります。姫路を代表する温泉地のそばでもあります。現地を見ていただければ、工業にも農業にも適した地であると分かっていただけると思います。
働く場所があって、地域の方々との連携により、工業だけでなく農業も活性化するような形、それが持続可能性のあるまちづくりではないかと考えています。
このたびの募集で終わりではなく、他の地域においても、優先順位の高いところから開発を行っていきたいと考えています。

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