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令和8年8月3日市長記者会見

  • 更新日:
  • ID:33970

会見事項

  1. アクリエひめじ開館5周年記念事業を開催します
  2. Himeji大手前通り・姫路城イルミネーションの開催について
  3. ライフスタイルに合った新たな働き方を!「ひめじ播磨マッチボックス」の開設

報告事項

なし

市長会見内容

市政記者クラブの皆さま方には、お忙しいところご出席をいただきまして、ありがとうございます。

まず、令和8年熊本地震で亡くなられた皆さまに哀悼の意を表するとともに、ご遺族の皆さまに対して、心からお悔やみを申し上げます。また、被災されたすべての方々に、心からお見舞いを申し上げます。
本市におきましても、被災地への職員の派遣や救援物資など、できる限りの支援を行っていく所存でございます。

それでは、本日の会見事項について、発表をさせていただきます。

アクリエひめじ開館5周年記念事業を開催します

1件目は「アクリエひめじ開館5周年記念事業」の開催についてでございます。

本市の新たな文化交流の拠点として、令和3年9月に誕生したアクリエひめじは、今年9月に5周年を迎えます。この節目を機に、施設の存在意義やこれまでの取組をあらためて広く発信するため、9月1日から7日までの1週間、音楽や演劇などの芸術文化に、地域に継承される歴史文化などを加えた多彩な文化芸術事業を集中展開してまいります。

本事業では、玄関の扉を開けるように、気軽にアクリエひめじの扉を開け、新たな文化芸術に触れていただきたいという思いを込めて、事業テーマに「アートの扉、開けてます。」を掲げております。
それでは、時間の関係上すべてではございませんが、主な企画イベントの概要につきましてご説明いたします。

まず、「1 ベーゼンドルファー・ランチタイム・コンサート」でございます。
本年2月にお披露目いたしましたベーゼンドルファー社製のグランドピアノ「The Great Wave off Kanagawa(神奈川沖浪裏)」が奏でる世界最高峰の音色を通じ、自動演奏機能「ディスクラビア」のデジタル技術と文化芸術が融合したコンサートをお楽しみいただけます。

次に、「2 好きが見つかる、歴史ウィーク」でございます。
堀田浩之(ほった ひろゆき)氏や、岸本道昭(きしもと みちあき)氏、宇那木隆司(うなき たかし)氏を講師としてお招きし、姫路城をはじめとする播磨地方の考古学や、本市と豊臣秀吉のゆかりの歴史など、私自身もぜひ参加したい大変興味深いテーマについてご講演いただきます。

続いて、「4 市民参加型アートプロジェクト『未来のしぶき 波が生み出すみんなのアート』」でございます。
こちらは、ベーゼンドルファー社製のグランドピアノに描かれた「神奈川沖浪裏」の波から着想を得た市民参加型アートプロジェクトでございます。市民の皆さまに未来の願いや夢、大切にしたい想いを漢字一文字で記入していただく「しずくカード」を7月から募集しており、集まったカードを用いて巨大な波のアート作品の展示を行うものでございます。市民の皆さまと力を合わせて一つの作品を作り上げることによって、地域全体の文化振興につなげていきたいと考えております。

次に、「5 開館5周年記念特別公演『いいむろなおき・江崎欽次朗(えさき きんじろう)アートの扉、開けてます。』」でございます。

こちらは、マイム俳優・演出家・振付家(ふりつけか)のいいむろ なおき氏と、能楽師の江崎欽次朗(えさき きんじろう)氏が共演する、異色のコラボレーションでございます。「身体で伝える芸術」という共通点をもつお二人による、言葉を超えた表現を通じて、新たな魅力をお届けいたします。

最後に、「6 アクリエひめじ 楽市楽座2026」でございます。
アクリエひめじを会場に、まち全体を文化体験の場として発信するもので、ひめじアートシーズンのスタートを飾ります。また、実施期間内において、地域文化や伝統産業を紹介するパネル展示やステージトークを行う予定で、地域の産業を支える企業との連携により地域の活性化に貢献したいと考えております。

主な事業の概要は以上でございます。
この5周年記念事業を通じて、アクリエひめじを改めて皆さまにご紹介するとともに、今後のさらなる利用促進や地域のにぎわいの創出につなげてまいりたいと考えております。

Himeji大手前通り・姫路城イルミネーションの開催について

2件目は「Himeji大手前通り・姫路城イルミネーション」の開催についてでございます。

本事業は今年で4年目を迎えます。開催エリアを拡大し、姫路駅前から大手前通り、姫路城を光でつなぐことで、歴史と文化が息づくまちの魅力を感じていただき、郷土愛やシビックプライドの醸成、まちなか全体の回遊性向上と滞在時間の延長を図ります。

開催期間は、令和8年11月20日から令和9年1月11日までの53日間、点灯時間は毎日午後5時から午後10時までです。開催場所は、姫路駅前から大手前通り、姫山公園、姫路城三の丸広場です。

今年のテーマは、「あたら夜(よ)」です。
「あたら夜(よ)」とは、明けるのが惜しいほど美しい夜を意味する言葉で、世界文化遺産・国宝姫路城を中心に、幻想的な冬の夜を表現します。また、世界的照明デザイナー石井幹子(いしい もとこ)氏監修のもと、姫路城のライトアップとイルミネーションが織りなす特別な空間を創出します。

LEDは、昨年度の25万球から約51万球へと増やし、エリア拡大と姫路城三の丸広場ライトアップイベントとの連携により、スケールアップを図ります。
さらに、白鷺をイメージした駅前のフォトスポットを起点に、全長約2.5キロメートルにわたる光の回廊を創出します。桜門橋での雲海ライトアップ、姫山公園でのライティングショーなど、特別な演出をお楽しみいただきます。

姫路城三の丸広場では、姫路城ライトアップイベントの一環として、夜間演出「あたら夜(よ)の夢鏡(ゆめかがみ)」を実施いたします。
この演出は、過去に好評をいただいた「水鏡」をベースに、水面へ映像と光を投影し、時間とともに揺らぐ幻想的な景色をつくり出すものです。静けさや余白を感じていただける演出として、中央のミラーボール演出とあわせ、姫路城の歴史と調和した夜間体験を目指します。
また、三の丸広場南側の大イチョウには白色LEDを施し、白鷺をイメージした幻想的な樹木演出を行います。

あわせて、イルミネーション事業の継続と魅力向上を図るため、ガバメントクラウドファンディングにより市民等から広く寄附を募集します。
目標金額は200万円です。寄附者への特典として、城郭専門員による姫路城周辺のナイトガイドツアーを予定しております。

また、駅前オブジェへの企業広告募集も行います。
募集事業者数は1事業者、希望価格は300万円以上で、ご参加いただく企業には、11月20日の点灯セレモニーにもご出席いただく予定です。

なお、「Himeji大手前通り・姫路城イルミネーション」を軸として同時期に開催する関連イベントの詳細については、決定次第、ご報告いたします。

ライフスタイルに合った新たな働き方を!「ひめじ播磨マッチボックス」の開設

3件目は、「ひめじ播磨マッチボックス」の開設についてでございます。

本市では、地域で働く人材確保の重要性が高まる中、働くことを希望する女性やシニアの方々の更なる活躍に向けた「柔軟な働き方」の創出、また、大都市圏へ転出していく若者と地元企業との接点づくりが急務となっております。
こうした課題を解決するため、自身の都合に合わせて柔軟に働きたい求職者と、人手不足に悩む地域企業をマッチングする、姫路市公式の短時間就業マッチングサイト「ひめじ播磨マッチボックス」を、令和8年10月1日に開設いたします。

この事業は、1日・数時間単位の短期就労のみならず、「就労の入り口」として企業の魅力を知っていただき、将来的な正規雇用や直接雇用への転換を促進し、地域経済を活性化させることを目的としております。
対象は市内外の求職者と、姫路市をはじめとする「播磨圏域連携中枢都市圏」内の勤務地での求人がある事業者です。

本サービスは、働く皆さまにとっても、事業者の皆さんにとっても安心してお使いいただける仕組みになっています。
働く皆さまにとっては、システム利用料無料で、1日・数時間単位から気軽に応募できます。「闇バイト」などの不適切求人の排除や労災保険の適用など、安全に働ける環境をシステム側で担保いたします。
また、事業者の皆さまにとっては、求職者の方を選考の上、採用を決定でき、初期登録や求人掲載は無料の成果報酬型で、雇用契約や給与計算、給与支払い手続きなど、日常の事務負担を軽減できる設計となっております。さらに、スポットワークに合った業務の切り出し支援など、専属スタッフが無料で伴走支援いたします。

サービスの開始に先立ち、8月25日から27日までの3日間、全8回にわたり「事業者向け説明会」を開催いたします。システムの仕組みやメリット、利用方法などについてご案内いたしますので、事業者の皆さまにはぜひご参加いただければと思います。

この「ひめじ播磨マッチボックス」を通じて、多様な人材がライフスタイルに合わせて活躍できる社会と、地域経済の活性化を目指してまいります。

私からは、以上でございます。

質疑応答(要旨)

記者:
アクリエひめじについて、年度ごとの来館者数や稼働率を教えてください。また、これまでの歩みについてどのように評価していますか。

市長:
アクリエひめじの来館者数は、令和3年度が約28万人、令和4年度が約42万7千人、令和5年度が約51万7千人、令和6年度が約51万1千人、令和7年度が約60万人でした。これまでに合計230万人以上の方に来館いただいています。稼働率は、令和7年度で、大ホールが約73%、中ホールが約68%、小ホールが約64%と、大ホールの利用率が高くなっています。展示場は約60%、会議室は約64%、メインスタジオを除くスタジオは約96.7%となっています。

令和3年9月にアクリエひめじが開館した際はコロナ禍であったため、密を避けるような運営をしなければなりませんでした。こけら落とし公演にはウィーンフィルにも来ていただきましたが、心からイベントを楽しめる時勢ではなかったように思います。難しいスタートでしたが、着実に来館者数は増加しています。アクリエひめじの利用料は決して安くなく、どちらかといえばプロ仕様という趣ではありますが、国際会議や国際的な演奏会、見本市、学会など、今までになかった魅力的なイベントを開催できていると思っています。これからさらに利用を推進してまいります。

なお、アクリエひめじの大ホールの座席数は2,010席ですが、本年10月にオープンする大和工業アリーナ姫路では、より大規模なイベントを開催できます。イベントの内容や参加人数に応じたすみ分けを考えています。

記者:
「ひめじ播磨マッチボックス」ですが、市がマッチングサイトを開設するねらいは何ですか。また、県内で類似の事例はありますか。

市長:
「ひめじ播磨マッチボックス」と民間サービスとの違いは、企業が応募者を選考できる仕組みがあることです。また、利用登録時に企業に採用取消時の休業手当の支払い等に同意してもらうこと、通勤災害が労災保険対象となることなど、労働者保護のための仕組みがあることも特徴です。姫路市としては、いわゆる「闇バイト」等の不適切な求人を排し、雇用者・被雇用者いずれにとっても安全で公平な運営を行っていきたいと考えています。

地域の優良な企業を紹介するという側面もあると思います。本事業を通じて地元の企業を知っていただき、長期雇用や正規雇用へつなげていくことを目指しています。また、商業、観光業だけでなく、農林水産業や福祉の分野など、幅広い事業者にご利用いただけるのではないかと考えています。

観光経済局職員:
県内では、淡路県民センターで導入されています。

記者:
令和8年熊本地震について、姫路市が保有するトイレトレーラーを被災地に派遣する予定はありますか。

市長:
姫路市ではトイレトレーラーを5台備えており、すぐにでも派遣したい思いはありますが、闇雲に支援を送っても、受け入れ態勢が整っていなければいけません。関西広域連合との協議により、姫路市のカウンターパートによる支援先は宇城市ということになりましたが、現在、トイレトレーラーの派遣について、県及び関西広域連合と調整しているところです。

また、被災地支援においては、派遣職員の体調管理、持続可能性のあるチーム体制を組むことが重要となり、その準備も進めています。

危機管理室職員:
トイレトレーラー1台につき4人体制として、人員の確保や操作訓練など、準備を進めています。

記者:
姫路市のトイレトレーラーは牽引タイプですが、牽引車の手配は大丈夫ですか。

危機管理室職員:
牽引車としてハイエース1台を確保しています。

市長:
問題なく牽引できるよう、訓練も行っています。本年5月のお披露目式以降、はじめての出動となりますので、事故がないように対応したいと考えています。実際に派遣して問題点があれば、それも貴重な情報として活用するなど、このたびの災害を自分ごととして捉え、学ばせていただくつもりで派遣させていただこうと考えています。