市長随想 2026年8月号「二つの国宝が輝くまち、姫路」
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このページは、広報ひめじに毎号掲載しているコーナーを、ホームページに転載して作成しています。
市民の皆さんへのメッセージ
安富町に残る旧古井家住宅「千年家」が、このたび国宝に指定されることになりました。姫路城に続き、本市で2件目の国宝建造物であり、姫路の歴史と文化の厚みを示す、大変喜ばしい出来事です。
江戸時代の文献にも「無災の千年家」として登場し、長い年月にわたり地域とともに歩んできたこの建物は、近年の科学的調査により、15世紀ごろの建築であることが明らかになりました。
特に、本市と神戸市が平成30年から共同で調査を進め、最新の年代測定技術や工具跡の分析など、科学・建築学の多角的な視点から価値を検証してきたことは、根拠に基づく文化財行政の重要性を改めて示すものであります。関係機関と連携しながら客観的な根拠を積み重ね、千年家の希少性と歴史的価値を明らかにしたことは、本市文化財行政の大きな成果です。
千年家は、民家として全国初の国宝指定となる、極めて貴重な建造物です。この国宝指定を機に、ぜひ多くの方々に千年家を訪れていただきたいと思います。市民の皆さまと共に、姫路城と並ぶ姫路の誇りとしてこの千年家を守り、生かし、未来へつないでまいりたいと思います。
(令和8年7月)
姫路市長 清元 秀泰

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