地方公共団体間の財源の不均衡を調整し、どの地域に住む国民にも一定の行政サービスを提供できるよう財源を保証するため、国から地方公共団体に交付される資金であり、その使途は制限されていません。
地方交付税には、全国一律の基準により算定された財源不足額に対して交付される普通交付税と災害等の特別の財政需要に対して交付される特別交付税があります。
普通交付税の額の決定方法
- 普通交付税額 =(基準財政需要額 - 基準財政収入額)= 財源不足額
- 基準財政需要額 = 単位費用(法定) × 測定単位(国調人口等) × 補正係数(寒冷補正等)
- 基準財政収入額 = 標準的税収入見込額× 基準税率(75%)