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北部農山村地域活性化への取り組み

  • 更新日:
  • ID:29399

姫路市は平成18年(2006年)3月の周辺4町家島町、夢前町、香寺町及び安富町)との合併により、新たに多くの地域資源を有することとなりました。北部農山村地域の伝統文化や、豊かな自然環境によってもたらされる農産物や林産物は、本市の魅力の一翼を担う大きな財産といえます。一方で、少子・高齢化等による人口減少は確実に進行しており、特に夢前町や安富町の中山間地域では深刻な状況になりつつあります。

そのため、地域の課題を把握し、農山村の魅力を見直し、再生することが求められており、夢前町域及び安富町域の区域を「北部農山村地域」と定義し、目指すべき新たな地域づくりを進めるための方向性を示すための構想及び基本計画を策定し、地域活性化への取り組みを進めています。

姫路市北部農山村地域活性化構想【平成29年(2017年)3月】

姫路市北部農山村地域活性化基本計画【平成30(2018年)9月】

姫路市北部農山村地域活性化拠点施設整備方針【平成31年(2019年)2月】

北部農山村地域活性化の主な取り組み

夢咲く里山プロジェクト

“夢が咲く、願いが叶う”という想いを込めて、桜等の苗木を地域の子ども達が中心となって植林するほか、林業の担い手育成につながる取組として森林フィールドを整備する里山プロジェクトを展開しています。また、森林フィールドを含む山林を『夢咲山(ゆめさきやま)』と称し、地域に根付かせることで、ランドマークとして地域の活性化につなげていきます。

夢咲く里山プロジェクト

森林フィールドの活用

森林整備にあたっては、県立森林大学校等の演習林として活用するなど、森林フィールドの整備を通じて林業の担い手育成の場となるよう、国や県の施策も活用しながら、中はりま森林組合等関係団体と連携・協力して取り組んでいます。また、地域のランドマークとして位置付けるため、「夢咲山」に、夢前地域のシンボルである桜等を中心に植林を行います。

夢咲山の森林整備

県民緑税を活用した、緊急防災林生整備事業(渓流対策)により整備されました。

整備状況写真(令和7年1月現在)

夢咲山整備後写真1
夢咲山入口付近整備後写真2
夢咲山整備後の写真3
夢咲山整備状況写真4
夢咲山整備状況写真5
夢咲山整備写真6

夢咲山への桜の植樹

公益財団法人日本さくらの会の「宝くじ桜寄贈事業」により山桜としだれ桜を植樹しました。

夢咲山桜の植樹写真
桜植樹の記念石碑写真

その他森林フィールドに係る取り組み内容

花街道づくり推進事業

北部農山村地域を魅力と活力ある地域へ誘導するため、花・花木をテーマとした景観創出や賑わい創出など、地域内の合意形成や豊かな農山村へのブランディングを支援しています。

(内容)北部農山村地域の7地区で実施する花街道づくりへの支援

花街道づくり推進事業実施地域

花街道づくり推進事業実施地域一覧

地区名栽培内容開花時期
1坂根
シャガ4、5月
2立船野カモミール5月
3小畑綿花8月
4新庄カモミール5月
5莇野あざみ6月
6夢前スマートIC付近コスモス9月
7皆河カモミール6月
花街道づくり推進事業実施地域の図

中山間地域ブランド作物選定事業

姫路市北部地域の特性に合った有望な資源作物の開発(活用)のため、その優良苗の生産や本市における生育状況の把握等、試行的取り組みを官学協働で実施しています。

(内容)

  • 供試作物(チョロギ、青パパイヤ)
  • 生産・育成技術の確立
  • 現地での実証実験
チョロギイラスト

チョロギ

収穫したチョロギの塊茎の写真
収穫後のチョロギの写真

近畿大学との官学連携として、夢前町莇野地区においてチョロギが栽培されています。

青パパイヤイラスト

青パパイヤ

青パパイヤ栽培状況の写真

獣害被害が少ないことから、北部地域においても栽培への取り組みが広がることで今後地域特産物になり得る食材として期待されています。

中山間地域ブランド選定事業実施地域

中山間地域ブランド選定事業実施地域図 山之内(青パパイヤ)、新庄(青パパイヤ)、莇野(青パパイヤ、チョロギ)