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男性向け介護啓発冊子『未来の介護』

  • 更新日:
  • ID:11836

男性向け介護啓発冊子『未来の介護』を発行しました。自分が家族の介護に直面する未来のために、仕事と介護の両立について考えるきっかけにしてみてください。

概要

これまでは、専業主婦の妻が夫の両親の介護をするものと思われてきました。しかし現在は、共働き世帯の増加や家族形態の多様化などにより、介護は「女性だけが担うもの」ではなく、男性も向き合うべき課題となっています。しかし、家庭内の役割を母や妻に任せてきた男性にとって、仕事と両立しながらの不慣れな炊事や身体接触を伴う介護は強いストレスとなり、離職に追い込まれることも少なくありません。また、介護を自分の「任務」と捉えて、独りでがんばりすぎてしまう男性もいます。

家族に介護が必要となることは、誰にでも起こりうることです。同時に、仕事との両立による経済的安定も確保しておきたいところです。

仕事と介護の両立ポイント

仕事と介護の両立支援制度を利用する

仕事を辞めることなく、働きながら介護をするために、育児・介護休業法に基づく制度が利用できます。勤務先に制度がない場合でも、法に基づいて制度を利用できます(所定労働時間短縮等の措置を除く)。介護休業制度の詳細については、厚生労働省のホームページ別ウィンドウで開くをご覧ください。

行政の支援サービスを利用する

  • 男性が介護を行う場合、特に「家事」と、「体に触れる世話」に、困難を感じる人が多く見受けられます。仕事との両立となると、「うまくできないことも全て自分の責任で行わなければ」と抱え込みがちです。介護保険の利用で、認定に応じたサービスを受け、介護者の負担を軽くすることができます(詳しくは、介護保険課にご相談ください)。

  • 高齢者の皆さまが住み慣れた地域でいつまでも安心して生活していけるよう、心身の機能の維持、福祉の相談、医療との連携等、必要な援助・支援を行う地域包括支援センターにも相談ができます。

支援機関やコミュニティに相談する

終わりの見えない介護の日々に孤独を感じたり、ついイライラして強く当たったりしてしまう、という人は少なくありません。ひとりで抱え込まず、だれかに悩みを打ち明けることで、心の休息となり、明日の介護への勇気につながります。

男性向け介護啓発冊子『未来の介護』

男性向け介護啓発冊子『未来の介護』の表紙

以下の場所に配架しています。

  • 介護保険課
  • 各地域包括支援センター
  • 男女共同参画推進課(イーグレひめじ3階)
  • 「ひょうご仕事と生活センター」姫路事務所(労働会館1階)

企業の皆さんへ

介護という制約の下で働き続けるためには、当事者だけでなく職場側も、働き方について意識を変えていく必要があります。
企業内の研修などで当冊子を利用される場合、男女共同参画推進課までご連絡いただきましたら、冊子を提供いたします。(ただし、数量に限りがあるため、ご要望に添えない場合もございます。)