海外姉妹・友好都市(フェニックス市)
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フェニックス市(アメリカ・アリゾナ州)

- 提携日 1976年11月3日
- 人口 1,660,000人(令和2年9月時点)
- 面積 1,338平方キロメートル(令和2年9月時点)
全米で5番目に大きなアリゾナ州の州都。ロサンゼルスの東576キロメートルに位置します。山脈に囲まれたソノラン砂漠の中心部にあり、年間300日以上が晴天に恵まれた土地です。
8から15世紀にかけてプエブロ・グランドとよばれる人々に開拓され、農業を中心に繁栄。その後インディアン文明が栄え、19世紀ヨーロッパからの移民によって新しい歴史が開かれました。伝説のフェニックス(不死鳥)の名に由来するこの街は、レジャーと工業が両立した街として広く知られています。産業形態は多様化し、近年では電子工学・情報処理などのハイテク産業が著しく発達。また郊外の3つのダムの灌慨用水を利用した、綿花や果物の栽培、ビールなどの生産は、人々の豊かなくらしを約束しています。
文化・芸術面では西部でも有数のコンサートホールなどで、世界屈指の演奏やオペラが楽しめます。アウトドアスポーツも盛んで、プロバスケットチーム「フェニックス・サンズ」、メジャーリーグ「ダイヤモンドバックス」の本拠地としても有名です。
姫路市とは国際親善都市連盟の仲介によって、合衆国建国200年の年に姉妹都市提携。学生たちや教師の交流、芸術を通して数多くの市民が交流しています。
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「鷺鳳園(Japanese Friendship Garden of Phoenix ROHOEN)」について
約1ヘクタールの日本庭園。その広さは、姫路城三の丸広場のおよそ3分の2です。砂漠地帯にあって、一年中水をたたえた大きな池や庭木が美しく維持・管理されており、憩いの場として人々を魅了しています。お茶席や七夕、お月見などたくさんのイベントでも親しまれています。
2017年に好古園の姉妹庭園となりました。白鷺の「鷺」、鳳凰(ほうおう)の「鳳」を組み合わせて鷺鳳園(ろほうえん)と名付けられています。

「アリゾナ祭り」について
フェニックス市で開催される「アリゾナ祭り」は、日本文化や日系コミュニティを称えて開催されるお祭りです。毎年2月下旬に2日間にわたって開催され、例年約8万人を超える人が訪れます。

第40回アリゾナ祭り参加
2024年2月24日、25日にフェニックス市で行われた第40回アリゾナ祭りに参加しました。
会場では瓦を用いたワークショップや姫路市のPRを実施し、祭りを訪れた方と交流を深めました。
そのほか、フェニックス市長への表敬訪問や鷺鳳園、砂漠植物園などのフェニックス市内の視察、今後の交流に向けたミーティングなどを行い、両市の交流のより一層の発展を図りました。

フェニックス市姉妹都市提携45周年記念訪問団来姫
コロナ禍による延期を経て、2023年7月に、ケイト・ガイエゴ市長を含む姉妹都市提携45周年記念訪問団26名が来姫しました。(2023年7月19日から22日まで)
フェニックス市幹部は19日に清元市長を表敬訪問し、姫路市よりガイエゴ市長に特別名誉市民称号を贈呈しました。
翌20日には行政懇談会を開催し、スマートシティとグリーンテクノロジー分野についての両市の取組の紹介や、意見交換を行いました。
訪問団は美術館で「チームラボ」による展示等を鑑賞したほか、姫路城や好古園、書写山などを訪れ姫路市の魅力を堪能し、交流を深めました。

その他の姉妹・友好都市については、「海外姉妹・友好都市」のページをご覧ください。