海外姉妹・友好都市(太原市)
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太原市(中国・山西省)

- 提携日 1987年5月20日
- 人口 4,300,000人(令和2年9月時点)
- 面積 6,988平方キロメートル(令和2年9月時点)
太原(たいげん)市は、中国山西省の省都で、北京の南西500キロメートルに位置しています。
紀元前5世紀ごろから開かれたこの街は、16世紀ごろまで北中国の重要な要塞に位置づけられていました。現在は、山西省第一の重工業都市として、政治・経済・文化の中心地となっています。
市の繁華街には高層ビルが建ち並び、休憩所やテラスが緑の木陰に配置されています。広場は、毎朝太極拳や武術を楽しむ人々で賑わいます。悠久の歴史の中にも近代都市建設の息吹が感じられます。
古くから手工業が盛んで、紀元前1世紀には製鉄業が興り、はさみの街として知られていました。20世紀になってからの主な産業は、豊富な石炭資源を生かした採炭と重工業。そして、現在は軽工業と繊維工業へと移り変わっています。
市内には古代の王朝にゆかりの寺院が数多く残されています。天竜山石窟や崇善寺、双塔寺などの歴史的遺産は、今なお市の象徴として市民に親しまれています。
姫路市との提携は1984年の太原市友好都市考察団の来姫が契機です。

太原市常務副市長一行来姫
2024年8月、鹿児島市で開催された「第14回アジア太平洋都市サミット」に参加するため楊継承太原市人民政府常務副市長が来日され、その際、副市長を含む一行が来姫しました(2024年8月24日から26日まで)。
一行は、姫路城や市内企業を視察したほか、行政懇談会にて清元市長や市幹部らと教育や農業、スポーツなどの分野について意見交換を行い、両市の友好関係のさらなる進展が図られました。



太原市友好都市提携30周年記念訪問団派遣
友好都市提携30周年を記念し、太原市に公式訪問団を派遣しました〈2017年11月5日から8日まで〉。
太原市副市長表敬訪問や、太原市職員との懇談会を通して太原市の主要施策について説明を受け、意見交換を行いました。
同じく姫路市から派遣された市民訪問団と、太原市主催の記念式典や交流会にも参加しました。
太原市の方々とともに30年の歴史を振り返り、友好の絆を深めることができました。
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