海外姉妹・友好都市(クリチバ市)
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クリチバ市(ブラジル・パラナ州)


- 提携日 1984年5月14日
- 人口 1,900,000人(令和2年9月時点)
- 面積 432平方キロメートル(令和2年9月時点)
ブラジル南部パラナ州の州都。サンパウロの南西約400キロメートル、リオデジャネイロからは約700キロメートルに位置します。標高900メートルの高原にあるため、快適な気候に恵まれています。
クリチバの意味は原住民ティギス族の言葉で「多くの松」。黄金を求める人々がアトウバ河のほとり、ビリニャ(現在のチラデンテス広場)に定住して発展。
現在は美術館や公園、教会に囲まれた美しい街並みに高度な情報化に対応したビルが建ち並び、最新の交通システムを導入した公害の少ない街として知られています。資源採掘、商業、マテ茶栽培などによる経済発展に伴い、工業化が促進され、都市開発が伸展し、各分野への公共投資も活発化しています。
中南米最大のグアイラ劇場をはじめ、美術館、博物館などの文化施設も多い文化都市であり、また大学や教育機関の数も多く、古くからの学園都市でもあります。
ヨーロッパやアジアからの移民や日系人も多い多民族都市で、日常会話はポルトガル語を使用しています。人々の気質は親切で、寛容で、人を迎えるのが大好き。詩人ヘルメス・フォンテスがつけた「微笑みの街」の名の通りに、訪れる人々に、わが家のような居心地を与える街として親しまれています。
姫路市とは1980年兵庫県知事から姉妹都市関係樹立の勧奨をうけ、兵庫県南米親善使節団へ参加し協議を重ね、姉妹都市提携に至りました。以降、教育と文化を通じてさまざまな交流を続けています。

クリチバ市姉妹都市提携40周年記念訪問団派遣
姉妹都市提携40周年を記念し、クリチバ市に公式訪問団を派遣しました(2024年5月5日から11日まで)。
歓迎式典や市長主催昼食会のほか、クリチバ市議会による特別会議にも参加してきました。
クリチバ市から都市計画やスマートシティ施策について説明を受け、保健局を視察するなど、市政に関する多くの知見を得ることができました。
またクリチバ記念館内の「姫路の間」や日系団体を訪問し、多くの方々と交流を深めました。





クリチバ市長来姫
2023年10月に、JICA事業の一環として「京都スマートシティEXPO」に登壇するためラファエル・グレッカ市長が来日し、その際、市長を含む一行が来姫しました。(2023年10月4日)
一行は、都市計画とスマートシティに関して今後の連携に向けた意見交換を行った上で、清元市長を表敬訪問し、清元市長とグレッカ市長は来年の姉妹都市提携40周年に向け、交流を一層図ることを話し合いました。

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