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    姫路ライフ・デジタル戦略

    • 公開日:2021年12月17日
    • 更新日:2024年3月26日
    • ID:19542

    本市のデジタル政策の方向性を示す総合的な計画である「第2期姫路市官民データ活用推進計画」の推進力を高め、デジタル化の加速を図るため、「姫路ライフ・デジタル戦略」を策定しました。

    なお、取組の分析・評価を行いながら、スピーディーかつ柔軟に課題解決を積み上げていくことができるよう、「姫路ライフ・デジタル戦略」は、適宜アップデートを行うこととしています。

    姫路ライフ・デジタル戦略

    戦略の概要

    目的

    • 本市全体のデジタル化及びDX(デジタル・トランスフォーメーション)の戦略的な推進
    • 令和12年度(2030年度)に向けた事業の企画・立案及び推進
    • デジタル化及びDXに向けた本市職員の意識改革の推進

    目指すべき将来像(令和12年度の姫路市の姿)

    本格的な人口減少社会の到来や、新型コロナウイルス感染症の教訓を踏まえた新しい生活様式への対応など、現実空間が「疎」となっていく中、デジタル技術がまちづくりや生活のさまざまな場面に浸透し、多様な主体間の連携・交流が「密」になり、誰もがくらし(ライフ)に満足し、自分らしい生活を送っている。

    戦術

    1. 「短中期的課題解決の着実な積み上げ」
      重点課題や優先課題に対し、短中期スパンでの解決を着実に積み上げる。
    2. 「姫路版スマートシティ事業の展開」
      令和12年度(2030年度)の姫路市の姿の実現に向け、象徴となる事業(姫路版スマートシティ事業)に取り組む。
    3. 「庁内デジタル人材の育成」
      デジタル戦略本部と総務局の連携による人材育成の取組を通じて、全庁的にデジタル化及びDXの推進に向けた意識と気運を形成する。

    推進方策

    • 戦術1.「短中期的課題解決の着実な積み上げ」を実現するため、「市民サービスのデジタル化」、「地域のデジタル化」及び「行政事務のデジタル化」の3つの視点から組織横断的な課題(タスク)を絞り込み、その解決に特化したタスクフォースを設置する。
    • 戦術2.「姫路版スマートシティ事業の展開」を行うに当たり、サービスの実装等を着実に推進するため、関係部署による庁内プロジェクトチームを組成する。
    • 戦術3.「庁内デジタル人材の育成」を着実に行うため、育成に係るビジョンに基づき、階層等に応じたデジタル人材育成研修を体系的に実施する。
    • 上記方策について、デジタル・マネージャーによる支援を受け、その知見を有効に活用する。

    推進体制

    • 市長を議長とする「姫路市デジタル戦略会議」を設置
    • 庁内公募により選出した職員をメンバーとする「デジタル戦略タスクフォース」を設置
    • 姫路版スマートシティ事業の実施に当たり「スマートシティ実装プロジェクトチーム」を設置
    • タスクフォースの提案等に基づく事業について、取組状況、創出された成果・価値、コストとのバランス等を評価する「モニタリング会議」を設置

    デジタル戦略タスクフォースの実施モデル

    • 各局からの提案、ヒアリング等により抽出した課題を、難易度、創出価値及びデジタル化の視点に基づき絞り込み、タスクフォースの取組課題(タスク)を選定する。
    • 選定されたタスクに対し、タスクフォースが課題解決策を企画・提案する。

    タスクフォース活動の原則

    1. 大胆な発想+スモールスタート
    2. データに基づく課題解決
    3. デジタルファースト≠(ノットイコール)デジタルオンリー

    姫路版スマートシティ事業の展開

    スマートシティ事業について

    • 令和12年度(2030年度)の姿(将来像)の実現に向けて、産官学等の主体が連携し、マイナンバーカードとデジタル技術を効果的に活用することで、市民がさまざまなライフシーンで暮らしの豊かさを実感できるスマート都市を構築する。
    • リンク先:スマートシティ事業の概要について

    姫路ライフ・スマート都市推進コンソーシアム

    スマートシティ共創パートナー

    庁内デジタル人材の育成

    ビジョン

    職員個々のスキル向上を通じて自発的にデジタル化・DXを実行するための組織力を強化し、加えて庁内・庁外の関係主体との連携・共創のマインドを涵養することで、地域課題の解決、多様な市民ニーズへの対応等を図る「職員の意識・行動の変容とデジタル技術を触媒とした『行政から地域への課題解決の連鎖』」を創出する。

    階層と役割

    庁内デジタル人材の育成に当たっては、全職員を「デジタル人材」と位置づけ、階層を「プレーヤー」「リーディングプレーヤー」「リーダー」「オフィサー」の4つに分類し、各階層における役割を定義する。

    階層とスキル

    各階層に求められるスキルを、「変革マインド」「デジタルリテラシー」「業務知識」の観点から整理し、定義する。

    育成方策

    スキル分類のうち、庁内デジタル人材の育成に直結する「変革マインド」「デジタルリテラシー」に焦点を当て、「変革マインド醸成」「デジタルリテラシー向上」の2分野と、「DX推進・業務改革」「データドリブン」「ICT/DXツール・マイナンバー」「情報セキュリティ」の4カテゴリーに基づき、以下の育成方策を検討・実施する。

    • デジタル戦略タスクフォースの取組やスマートシティ事業等への参画を通じた実践的な人材育成
    • 階層・スキルに応じたデジタル人材育成研修の企画・実施(総務局と連携)
    • ITパスポート等のデジタル関連資格の取得支援(総務局と連携)
    • デジタル・マネージャー等の外部人材の登用による専門的知見の活用・人材育成支援

    第2期姫路市官民データ活用推進計画