ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

スマートフォン表示用の情報をスキップ

PC版

Multilingual

あしあと

 

    ノロウイルスの感染を広げないために

    • 公開日:2015年11月30日
    • 更新日:2023年11月30日
    • ID:3646

    ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、例年12月にピークとなる傾向があります。特にノロウイルスは、感染力が非常に強く、少量のウイルスで感染しますので、ご注意ください。

    ノロウイルスとは

    ノロウイルスはヒトの小腸粘膜で増殖するウイルスで、感染性胃腸炎や食中毒をひきおこす恐れがあります。

    感染経路

    人からの感染

    • ノロウイルスが含まれるふん便や吐ぶつ等から二次感染する場合

    食品からの感染

    • ノロウイルスに感染した人が調理をして、食品から二次感染する場合
    • ウイルスを取り込んだカキなどの二枚貝を、生あるいは加熱不十分で食べたとき

    症状について

    ウイルスが体内に取り込まれてから、24時間から48時間で発症します。主な症状は、下痢、吐き気、おう吐、腹痛、発熱などです。1年を通じて発生しますが、冬季に集中する傾向があります。

    予防方法

    手洗い

    • トイレの後、調理をする時、食事の前はよく手を洗いましょう。
    • 手洗いの後、使用するタオル等は清潔なものを使用しましょう。

    加熱

    • 二枚貝は十分加熱してから食べましょう。
      (食品の中心温度85度以上で1分間加熱を行えば、感染性はなくなるとされています)
      (湯通し程度の加熱ではウイルスは死にません)
    • 特に、子どもやお年寄りなど抵抗力の弱い方は、加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱しましょう。

    殺菌消毒

    • 調理器具等は、熱湯消毒または塩素系消毒剤を使用して、殺菌消毒しましょう。

    健康管理

    • 症状があるときは、食品を取り扱う作業はやめるようにしましょう。
    • 家族の健康管理にも留意しましょう。

    消毒方法

    ノロウイルスは一般的なアルコールや逆性石けんによる消毒では効果がありません。塩素系漂白剤を使用してください。
    特に、おう吐物については、使い捨てのマスク・エプロン・手袋など使用し、すぐにふき取りをした後、塩素系漂白剤をしみこませたタオルなどで吐いた場所を覆い、10分程度してからきれいにふき取るようにしてください。

    関連情報

    啓発用リーフレット

    お問い合わせ

    保健所防疫課(電話079-289-1721)
    保健所衛生課(電話079-289-1633)