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あしあと

 

    ダニ媒介感染症に関する情報

    • 公開日:2019年5月30日
    • 更新日:2022年11月2日
    • ID:6803

    ダニ媒介感染症とは

    ダニ媒介感染症とは、病原体を保有するダニに刺されることによって起こる感染症のことです。
    人が野外作業や農作業、レジャー等でこれらのダニの生息場所に立ち入ると、ダニに咬まれることがあり、このダニが病原体を保有している場合、咬まれた人が病気を発症することがあります。
    代表的なダニ媒介感染症には、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ダニ媒介脳炎、ツツガムシ病、日本紅斑熱等があります。詳しくは厚生労働省ホームページを参照してください。

    予防対策

    マダニに咬まれないようにしましょう

    草むらや藪など、マダニが多く生息する場所に立ち入る場合には、肌の露出を少なくする

    • 長袖・長ズボン(シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる、または登山用スパッツを着用する)
    • 足を完全に覆う靴(サンダル等は避ける)
    • 帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻く
    • 服は明るい色のものがよい(マダニを目視で確認しやすいため)

    虫よけ剤の活用

    服の上から用いるタイプがあり、補助的な効果があるといわれています

    屋外活動後は入浴し、マダニに咬まれていないか確認する

    わきの下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、頭部(髪の毛の中)に注意する

    マダニに咬まれた場合

    マダニ類の多くは人や動物に取り付くと、皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間(数日から、長いものは10日間以上)吸血しますが、咬まれたことに気がつかない場合も多いといわれています。吸血中のマダニを無理に引き抜こうとすると、マダニの一部が皮膚内に残って化膿したり、マダニの体液を逆流させるおそれがあるため、医療機関(皮膚科)で処置をしてもらってください。
    また、マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状が認められた場合は医療機関を受診してください。

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