ハンセン病は「らい菌」によって引き起こされる慢性の細菌感染症です。らい菌に感染すると末梢神経や皮膚に、さまざまな症状が起こり、適切な治療をせずに病気が進行すると、容姿や手足が変形する等の後遺症が残ることがあります。
らい菌の病原性はきわめて弱く、感染はまれで、仮に感染しても発病することはさらに少ないと考えられています。また、発病しても、早期に適切な治療を受ければ、後遺症が残ることはありません。わが国の新規発生患者数は、年間数名程度となっています。現在では化学療法を中心とした適切な治療を受けることで、必ず治る病気です。
ハンセン病は、かつては「らい」あるいは「らい病」と呼ばれていました。「らい」は長い歴史の中で偏見や差別を伴って使われてきた経緯があり、1996年(平成8年)「らい予防法」が廃止されたとき、「らい」に付随する悪いイメージを解消するため、「ハンセン病」と改められました。
ハンセン病に関する支援制度については、下記をご覧ください。
厚生労働省(ハンセン病に関する情報ページ)別ウィンドウで開く
姫路市役所健康福祉局保健所保健所防疫課
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