お子さまの健康なお口づくりのために、むし歯予防や、よい歯ならび・よいかみあわせのためのポイントをご紹介します。
同じ量でも一度に食べずにだらだら食べていると、むし歯になりやすくなります。時間を決めて食べましょう。
おやつの回数は1日2回までを目安に、甘い飲み物を飲むこともおやつと考えましょう。
100%果汁や野菜汁、スポーツドリンク、イオン飲料にもたくさんの糖が含まれています。おやつの一部と考え、与えすぎないようにしましょう。お風呂あがりの水分補給もお茶か水を習慣にしましょう。
唾液には食べかすを洗い流して口の中をきれいにする働きと、むし歯菌の攻撃に対抗して歯を守る働きがあります。唾液がたくさんでるように食材の切り方や調理法を工夫して、よくかんでいるか、水分で流し込んでいないか、丸のみしていないかなどをチェックしましょう。
上の歯、下の歯、前歯、奥歯などいろいろな場所をみがくことを言葉かけしながら伝えましょう。
子どもをあお向けの姿勢に寝かせ、小さめの歯ブラシでていねいにみがきましょう。歯ブラシの毛先が歯にあたっていることを確認しながらみがくことがきれいにみがくコツです。寝る前に毎日続けましょう。
歯の質を強くする作用があり、むし歯予防の効果が期待できますので、フッ化物入りの歯みがき剤を積極的に利用しましょう!
少量つけて自分みがきをしてぶくぶくうがい
何もつけずに保護者が仕上げみがき
フッ化物入り歯みがき剤を適量つけて歯に塗り広げる
少量の水で一回だけぶくぶくうがいする
かかりつけの歯科医院をつくり、定期的に健診を受けましょう。歯みがきの仕方や食事指導、歯ならびやかみ合わせなど子どもの状態にあったアドバイスを受けることができます。
また、高濃度フッ化物(フッ素)を定期的に塗布してもらうことで、むし歯予防につながります。
足がぶらぶら安定しないまま食事をすると、かむ力やかむ面積の低下がおこり、あごの骨の発達や歯並びに影響がでることがあります。踏み台などを使って、足の裏がしっかりと床につく姿勢を作りましょう。
心細いとき、不安を感じたときなど気持ちを落ち着けるために指しゃぶりをすることがあります。むりに指しゃぶりをやめさせるのではなく、声をかけたり、一緒に遊んだりしてあげましょう。
指にタコができるほどの過度の指しゃぶりは、かみ合わせや歯並びに影響が出る場合があります。4歳を過ぎても頻繁な指しゃぶりが続く場合は、歯科医師などの専門家に相談するようにしましょう。
姫路市役所健康福祉局保健所保健所健康課
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