子どもの歯の健康(基礎編)
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乳歯が何本生えるかご存知ですか?大切な子どもの子どもの歯の健康について知っておきたい豆知識です。

子どもの歯に関する豆知識

歯が生える時期
個人差はありますが、生後6か月から7か月頃に下の前歯から生え始め、2歳6か月から3歳頃には20本の乳歯が生えそろいます。

歯の手入れ
前歯だけの時期は、よだれが多く汚れを流す働きもあるので、歯をガーゼなどで拭く程度でよいでしょう。しかし、少しずつ歯ブラシに慣らしていき、奥歯が生え始めたら本格的に仕上げ磨きを開始しましょう。

むし歯になりやすい所と手入れのポイント

(1)歯と歯ぐきの境目(歯が生えそろう頃 1歳前後から)
歯が生えそろってからも、哺乳瓶を長く使用している(もしくは母乳が続いている)子どもの上の前歯に多くみられます。飲んだものが上唇と前歯の間にたまりやすいため、だらだら続く夜間の授乳や哺乳瓶の中に糖分の多い飲み物(ジュースや乳酸菌飲料、イオン飲料、スポーツドリンクなど)を入れて飲ませていると、歯が溶けるようにむし歯になってしまいます。
手入れの際は、唇をめくるなどしっかり視野を確保し、歯ブラシの毛先がきちんと当たっているか確認しましょう。

(2)奥歯のかみ合わせ(奥歯が生え始めてしばらくした頃 1歳半前後から)
奥歯が生えてしばらくたった1歳半前後から増えてきます。かみ合わせの溝が深いため、磨いているつもりでも磨けていないことがあるからです。
力が強すぎると歯ブラシの毛先が広がってしまい、かえってうまく汚れを落とすことができません。毛先を使って小刻みに磨くとともに、毛先が開いた歯ブラシはまめに交換しましょう。また、うがいができるようになれば、仕上げ磨きの補助としてフッ素が配合されている歯磨き剤を使ってみましょう。

(3)歯と歯の間(乳歯がすべて生えそろう頃 3歳から)
乳歯が生えそろう3歳以降に増えてきます。あごの骨の成長や永久歯が生えることにより歯並びが変化し、歯と歯の間に食べ物が挟まりやすくなるためです。
歯と歯の間に歯ブラシの毛先が届いているか意識しながら磨きましょう。
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