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姫路市公共下水道(雨水)計画

  • 更新日:
  • ID:13500

概要

姫路市では浸水被害の軽減を目的として、雨水排水対策事業に取り組んでいます。

平成25年度に計画の基準となる降雨を5年確率降雨(1時間当たり42.8ミリメートル)から10年確率降雨(1時間当たり49.5ミリメートル)に引き上げました。

現在、公共下水道事業計画区域において、雨水排水計画の見直しを行い、浸水対策に取り組んでいきます。

公共下水道事業計画(雨水)区域図画像データ

公共下水道事業計画(雨水)区域図

浸水の発生形態

浸水被害には、外水氾濫と内水氾濫があります。長時間の大雨により、堤防を越えて水が溢れたり堤防が決壊して、河川側から水が溢れる氾濫を「外水氾濫」、一時的な大雨により、河川へ流す排水が追い付かずに水路や管きょ(下水道等)から水が溢れる氾濫を「内水氾濫」と呼びます。

下水道事業では、「内水氾濫」に対する事業に取り組んでいます。

内水氾濫発生のイメージ画像データ

内水氾濫発生のイメージ

出典:「水害ハザードマップの手引き(平成28年4月)」(国土交通省・国土保全局・河川環境課水防企画室)「国土交通省のホームページ」別ウィンドウで開く

総合治水の考え方(兵庫県「総合治水条例」)

これまで雨水排水対策事業は、降った雨を速やかに「ながす」対策を中心に行われてきました。しかし、近年多発する集中豪雨により内水氾濫の危険性が急速に高まっているため、「ながす」対策に加えて、降った雨を一時的に溜めることや地下に浸透させることで雨の流出を減らす「ためる」対策や、ハザードマップなどで事前に避難情報を提供する「そなえる」対策が必要とされています。

姫路市では、「ながす」「ためる」「そなえる」の対策を効果的に組み合わせた「総合治水」の考え方により、水害に強いまちづくりを進めています。

総合治水のイメージ図画像データ

総合治水のイメージ図

出典:「中播磨(市川流域圏)地域総合治水推進計画【改定概要版】(平成30年3月)」(兵庫県)

「ながす」対策

雨水幹線の整備

水路や下水道管の排水能力を増強するため、新たに雨水幹線(管きょ、ボックスカルバート等)を整備しています。

雨水幹線の写真画像データ

雨水幹線の写真

雨水ポンプ場の整備

地盤の低い箇所や排水先河川の水位が高い箇所で、雨水を強制的にポンプで汲み上げて河川に放流するポンプ場を整備しています。

雨水ポンプ場の写真画像データ

雨水ポンプ場の写真

「ためる」対策

雨水貯留施設の整備

雨水を一時的に溜めることにより、水路や下水道管の水位上昇を抑え、下流へ流れる水を減らすため、公園などの地下空間に雨水貯留施設を整備しています。

雨水貯留施設の写真画像データ

雨水貯留施設の写真

道路側溝や雨水ますの浸透化(雨水浸透ますの整備)

雨水を地下に浸透させることにより、水路や下水道管の水位上昇を抑え、下流へ流れる水を減らすため、道路側溝や雨水ますの地下に孔の空いた管を整備しています。

水が地下に浸透しやすい土質や地下水の影響を受けない箇所で効果があります。水の浸透に適した箇所の目安として、参考資料の 「姫路市浸透適地マップ(深)」 をご覧ください。

整備は自治会からの要望に応じて実施しています。下水道整備課計画担当までご相談ください。

雨水浸透ますの構造、写真画像データ

雨水浸透ますの構造、写真

雨水浸透ます、雨水貯留タンク設置費の助成

姫路市では、集中豪雨や局地的大雨による浸水被害の軽減対策として、雨水を貯留及び浸透する事業に取り組んでいます。また、雨水浸透ますや雨水貯留タンクを設置する費用の一部を助成しています。

詳しくは、「雨水浸透ます設置費の助成」、 「雨水貯留タンク設置費の助成」 をご覧ください。

「そなえる」対策

内水ハザードマップの作成

事前に浸水発生に備えるため、「姫路市内水ハザードマップ」を作成しています。

姫路市内水ハザードマップには、浸水被害想定区域や避難場所などの避難情報を記載しています。

詳しくは、「姫路市内水ハザードマップについて」をご覧ください。

(参考)洪水ハザードマップ、高潮ハザードマップ、津波ハザードマップについては、こちらの「ハザードマップ」のページをご覧ください。