いちごの栽培は、14世紀のヨーロッパで始まり、日本へは江戸時代、オランダから。イギリスでは生クリームと一緒に食べることが多く、全英オープンテニスでは、売店のイチゴクリームが名物。
中国・日本が原産で、日本では平安時代から食べられていました。長崎・茂木村生まれの「茂木」、房総地方で作られる「田中」の2品種が有名です。カロチンの含有量は果物の中でトップクラス。長期保存には耐えられないので、一両日中に食べましょう。
桜桃ともいい、日本では佐藤錦、高砂、ナポレオン、アメリカンチェリーなどが楽しめます。カリウムやカロチンが多く、鉄分の含有量は果物の中でトップクラスです。
アフリカ原産で、先祖は胡瓜(きゅうり)のようなものだったようです。インドから中国へ広まったものはマクワウリに、ヨーロッパへ広まったものはメロンになりました。日本ではマクワウリが先に栽培され、メロンが入ってきたのは明治になってからです。
古代エジプト時代から栽培され、中央アジアでは水の代わりとして発達。日本では夏の風物詩として昔から親しまれてきました。軽くたたいて澄んだ音が出れば合格です。
世界で1000以上の品種があり、ニホンスモモ、セイヨウスモモ、アメリカスモモに分けられます。ニホンスモモは揚子江流域から日本が原産で「万葉集」にも登場。すももには良質の食物繊維が豊富なほか、ビタミンAや鉄分も含まれています。
世界でもっとも栽培量が多い果物。80%がワインの原料。1万以上の品種がありますが、大きくヨーロッパ種とアメリカ種に分けることができます。日本では人気のあるデラウェア、巨峰などはヨーロッパ種とアメリカ種の交雑種で、両方の長所を備えています。
日本ナシは、シャリシャリとした食感が特徴です。古くから食べられていて、「日本書紀」にナシを植えることが勧められています。日本ナシは固いものが新鮮。アスパラギン酸が含まれているため、疲労回復にどうぞ。
とても身近な果物で、昔は庭木として多くの家庭にあり、深まりゆく「秋」を感じさせました。品種は1000を超え、関東から西に多い甘柿、北の寒い地方に多い渋柿に分けられます。海外でも“KAKI”で通じるようです。ビタミンA・Cが豊富です。
原産地はコーカサスから西アジアにかけての寒冷地。日本では青森・長野で多く作られ、約80%が生食用に。欧州ではかつて果物すべてを指す代名詞でギリシャ神話などに登場します。カリウムが多いのが特徴。胃腸にやさしい果物で夜食にもピッタリです。表皮に張りとつやがあり、実がよくしまって固いものを選びましょう。
みかんは正しくは温州みかん。温州みかんは冬の果物の王様で栄養いっぱい。果肉はもとよりふくろや皮、皮の内側の白いすじにもそれぞれ栄養があり、捨てるところがないほど。食物繊維、ビタミンA・B・Cが豊富。便秘にも効果があり、動脈硬化や高血圧の予防に最適です。保存は冷暗所に。箱買いした場合は、一度全部取り出してみて傷みやカビが無いかチェックしましょう。
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