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家島ってどんな島?

  • 更新日:
  • ID:46

家島本島

家島本島全景

面積5.00平方キロメートル、周囲15.44キロメートル。
名前の由来:「家島」の名は、古く神武天皇の時代、瀬戸内海を航海中に立ち寄った天皇が「波静かにして家の中に居るようようである」と仰せられ、そこからついたと言われます。以来、瀬戸内海を通る多くの船舶が風や潮を待つときに使ってきました。家島諸島では最も人の多い島です。
島の歴史は古く、多くの伝説や物語が存在します。
例えば毎年盛大に行なわれる天神祭の祭神が奉られている家島神社は、「延喜式」という平安時代初期(905年延喜5年)にできた律令の施行細則にも載っているほどの歴史ある神社です。
そのころは島に馬の牧場があり、平安朝廷のための馬を育てていたそうです。
また、城山という山には、室町時代に苦瓜五郎元道という武士の砦があったと伝えられています。
そのような島の歴史を物語るかのように、島にはチンカンドー古墳など数々の古墳が発見されており、土器の破片などが多く出土しています。
また、自然が多く残り、海の青と山々の線のコントラストが最高です。
瀬戸内の島々を眺める眺望は見事です。

家島神社

家島神社の写真

家島神社の歴史

家島本島・宮港の東の天神鼻にあり、神社の周囲は島唯一の原生林に囲まれています。神武天皇が即位前に祈願されたと伝わる神社だそうで、平安時代、菅原道真公も左遷により太宰府に向かう途中に参拝され、その時上陸された場所が「詩ヲ書場」と伝承され、神社近くの海岸にあります。また、「続日本後記」には、承和7年(840年)に、官社になったことが記されています。祭神は大己貴命、小名彦命、天満天神で、毎年7月下旬に行われ、壇尻船が出る勇壮な夏祭りは、家島神社の例祭です。
宮港より徒歩で約13分。

どんがめっさん

どんがめっさんの写真

家島本島・真浦区民総合センターの隣にある亀の形をした岩です。主人の帰りを待ち続けた亀が石になったと伝えられるこの岩は、水天宮として地元の信仰を集めています。
真浦港下船後すぐ。

城山公園

城山公園の写真

家島本島・真浦港の近くにある標高約70メートルの城山のことを指します。城山という名前は、中世の頃、この山頂に城郭が築かれていたことに由来します。当時、飯盛山と呼ばれていたこの山に城を築いたのは、苦瓜助五郎本道と伝えられ、現在も構居(砦)跡と老松数本が往時の様子をしのばせます。ここから見下ろす家島湾の眺望も必見です。
真浦港より徒歩で約5分。

新井地区 野鳥の森遊歩道

野鳥の森遊歩道の写真

瀬戸内海を飛来する渡り鳥が多く見られ、バードウォッチングが楽しめます。野鳥の森から海底送水管送水ルートにかけて続く遊歩道を散策するのも一興です。
真浦港より徒歩で約23分。