ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

ホーム

ホーム

絹本著色宗夢童子像

  • 更新日:
  • ID:1995

名称

絹本著色宗夢童子像

概要

身体をわずかに斜右に向け、大小の刀を腰に差し、右手に扇子、左手に菊花一枝をもって畳の上に坐す童子の像影にふさわしく描く。頭上の画賛により、わずかしか年寿を保つことができなかった薄命の童子の死を父母が悲しみ、この肖像画を作製して南化道人(1538年から1604年)に賛を請うにいたった事情を推察することができる。
画風は桃山時代の作風を示すもので、慶長9年(1604年)以前の制作であろう。着用している肩衣の五七の桐紋から、姫路城主木下家定の孫にあたる童子の画像であろうと推察されている。

所在地

姫路市野里814 慶雲寺

写真

絹本著色宗夢童子像の写真