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絹本著色大覚寺地蔵菩薩像

  • 更新日:
  • ID:2001

名称

絹本著色大覚寺地蔵菩薩像

概要

左手に宝珠、右手に錫杖をとり、雲に乗って踏割蓮台上に立つ正面向の地蔵菩薩を描き、さらに上部に雲上の毘沙門天をあらわしている。
相好は端正で彩色は美しく、切金・金泥などで描かれた模様は精緻であり、濃い深みのある緑色の背景が地蔵菩薩を浮き出させている。五色の雲をぼかしながら描いた手法も巧みである。描線が多少かたく、形式化がみられるのは制作年代が鎌倉時代末期であることを示している。

所在地

姫路市網干区興浜151

写真

絹本著色大覚寺地蔵菩薩像の写真