水道管に使用されている石綿セメント管
- 更新日:
- ID:1648
厚生労働省による石綿セメント管の影響についての発表をお知らせしています。

概要
平成17年7月13日付の厚生労働省健康局水道課の発表では、石綿セメント管を通過した水道水の健康影響について説明がありましたので、その要旨をご紹介しています。詳しい発表内容は、下記の関連資料にある厚生労働省資料をご覧ください。

要旨
- 平成4年(1992年)に改正した水道水質基準の検討時にアスベスト(石綿)の毒性を評価したが、アスベストは呼吸器からの吸入に比べ経口摂取に伴う毒性はきわめて小さく、また、水道水中のアスベストの存在量は問題となるレベルにないことから、水質基準の設定を行わないとした。
- 世界保健機関(WHO)が策定・公表している飲料水水質ガイドラインにおいても、飲料水中のアスベストについては、“健康影響の観点からガイドライン値を定める必要はないと結論できる。
