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姫路の水道水はおいしい?

  • 更新日:
  • ID:4659

おいしい水の要件など、役立つ情報を分かりやすくご紹介しています。

おいしい水の要件とは

厚生労働省では、おいしい水の要件として次表のとおりとしています。
姫路市の水道水は、これらの要件をほぼ満たしていますので、実は「おいしい水」なのです。

おいしい水の要件一覧
水質項目おいしい水の要件備考
蒸発残留物30から200ミリグラム/リットルミネラルなどの含有量
硬度10から100ミリグラム/リットルカルシウムとマグネシウムの含有量
遊離炭酸3から30ミリグラム/リットル水に溶けた炭酸ガスの含有量
過マンガン酸カリウム消費量3ミリグラム/リットル以下水中の有機物濃度の指標となる数値
臭気度3以下
残留塩素0.4ミリグラム/リットル以下水中に残存する、消毒用に使われた塩素の量
水温摂氏20度以下

厚生省(現厚生労働省)「おいしい水研究会」による

なぜ、おいしく感じられないの?

水道水がおいしく感じられない理由は、主に塩素臭(カルキ臭)水温です。
塩素臭がするのは、皆さんのご家庭に安全な水をお届けするために、次亜塩素酸ナトリウムという消毒剤を加え、殺菌した水を送っているからです。
また、一般に飲み水がおいしく感じる水温は、人によって体温差や好みにより多少の違いはありますが、「体温」から「25度」を引いた水温といわれています。残念ながら水道水は、ご家庭まで長い水道管を通っていきますので、気温や地温の影響を受けるため、この水温でお届けすることはできません。

水道水をおいしく飲むポイント

水道水をおいしく飲むためには、まず、煮沸して塩素臭を除去してから冷まし、よく洗浄された容器に入れ、冷蔵庫で冷やすとおいしく飲むことができます。
ただし、この場合は、消毒剤が含まれていない水ですので、保存水には向いていません。お早めにお飲みください。

マンション・ビルなどで水道を使用されている皆さんへ

貯水槽水道(マンション・ビルなどにおける受水槽から蛇口までの給水設備)は、建物の所有者または使用者が管理することになっています。おいしい水をご家庭の蛇口までお届けするためにも、受水槽は常に清潔に管理してください。また、年1回は定期的に清掃してください。
下記の関連情報から、保健所のお知らせをご覧いただけますので、こちらもご覧ください。

水道水豆知識

水の性質

水は、さまざまな物質をよく溶かす性質を持っています。
水道水の原料になる川の水や井戸水などにもさまざまなものが溶けています。
有害なものが溶けている水は、当然、飲用には適しませんが、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分やさまざまなイオン成分が適度に溶けていなければ飲用には適しません。

水道水とミネラルウォーターとの違い

ミネラルウォーターは、地層深くの井戸水などを原料として、ろ過器を通して85度で30分以上殺菌するか、それと同等以上の殺菌法を用いた水を容器に入れたものです。
姫路市の水道水も川の水や井戸水などを原料としています。それをろ過などの浄水処理を行った後に、次亜塩素酸ナトリウムという消毒剤を加えて殺菌した水を、水道管を通して皆さんのご家庭にお届けしています。(水道法では遊離残留塩素を給水栓で0.1ミリグラム/リットル以上確保することが決められています。水道水には塩素臭がするのはこのためです。)
ミネラルウォーターと水道水には、それぞれ異なる法律に基づく基準が適用されていますが、水道水の方がより多くの項目(51項目)にわたり、よりきびしい基準が適用されています。
つまり、水道水の方がよりきびしい基準に適合した『安全な水』なのです。

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