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レジオネラ症について

  • 更新日:
  • ID:30135

レジオネラ属菌が原因で起こる感染症です。特に高齢者や抵抗力が低下している人は注意が必要です。

感染源・感染経路

レジオネラ属菌は土壌や淡水など、自然界に広く生息しています。身近な感染源は、循環式浴槽、空調用冷却水、噴水などがあり、家庭においては、循環式浴槽や加湿器などがあります。

感染経路としては、主にレジオネラ属菌を含んだ霧状の水滴(エアロゾル)を吸い込むことで感染します。

レジオネラ属菌は人から人への感染はありません。

症状

潜伏期間は、通常1週間前後です。

症状は、倦怠感、頭痛、筋肉痛、高熱などが現れ、重症な例では、肺炎となることがあります。

有効な抗生物質により治療できます。

家庭での予防方法

循環式浴槽(いわゆる二十四時間風呂)

浴槽内や配管内にバイオフィルム(いわゆるぬめり)ができないようにすること、霧状の水滴を吸い込まないことが重要です。

  • ろ過器を逆洗などにより、徹底的に洗浄する
  • 浴槽全体の清掃、消毒および完全換水を頻繁に行う
  • 気泡ジェット等の使用をさける
  • 循環湯をシャワーに使用しない

家庭用加湿器

加湿器内の適切な管理が重要です。非加熱タイプの超音波式は特に注意が必要です。

  • 水道水を使用し、水はこまめに取り換え、加湿器内部を常に清潔に保つ
  • 加湿器を使用しない期間は水を抜いて清潔にしておく

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