敬老の日イベント アオウミガメの還暦お祝い
- 更新日:
- ID:28720
資料提供日
令和6年9月9日(月曜日)
問い合わせ先
担当課 姫路市立水族館
担当者 杉原、尾崎
電話番号 079-297-0321
敬老の日のイベントとして、推定60歳を迎える当館のアオウミガメに還暦のお祝いをいたします。
開催日時
令和6年9月16日(月曜日・祝日) 午後2時から
開催場所
水族館本館1階の屋外ウミガメプールにて
内容
当館最高齢で今年還暦を迎えるアオウミガメを対象に、飼育員や来館者を長年癒してくれていた感謝の気持ちを込めて、敬老の日に花束に見立てた野菜を贈呈いたします。水族館ボランティアの方に、カメの代わりとして「ちゃんちゃんこ」を着て花束贈呈(給餌)をしていただく予定です。
還暦を迎えた当館のアオウミガメについて
- アオウミガメ(オス)1966年5月24日日和佐より搬入。当時2才(推定)。
- 2024年9月16日時点での年齢60才(推定)・飼育年数58年。
日本動物園水族館協会加盟園館で飼育のウミガメ類で最長の飼育年数。 - 2024年7月28日測定時データ:体重93.1キログラム 甲長84.0センチメートル 甲幅65.0センチメートル。
アオウミガメについて
太平洋、大西洋、インド洋の熱帯域から温帯域、地中海に生息し、日本では、小笠原諸島や屋久島以南の南西諸島で産卵します。本州南部の沿岸でも、甲長30センチメートル以上の未成熟個体が回遊してくることがあり、播磨灘での捕獲例もあります。体長は、メスの大きな個体では甲長100センチメートル程度になります。
野生下では、アマモやスガモなどの海草を餌としていますが、海草以外にもクラゲや海綿なども食べています。当館では、海草の代わりにキャベツを与えています。併せてアジやイカ、貝なども与えています。
アオウミガメを含むウミガメ全種がワシントン条約の附属書1に掲載されています。環境省のレッドリストでは絶滅危惧2類(VU・絶滅の危険が増大している)とされています。