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自然探勝会申込必要

  • 更新日:
  • ID:25004

植物の特性や名前の由来などを、姫路科学館の元館長などによる講師の説明を聞きながら、特徴的な植生を持つ秋の市内の場所を散策します。

令和6年度の開催場所

山田地区

山田町にある菊谷池の堤防には、今では珍しくなったリンドウの自生地があります。かつては、水田周辺の草地やため池の堤防などにリンドウは多く自生していました。それは、農業など人間の生活の営みに合わせて定期的に野焼きや草刈がされるなど、人の手が加わることにより、リンドウに適した環境が保たれていたためでした。

このように、自然環境と人間の生活の営みとの調和の上に成り立つリンドウの自生地は、今では、この菊谷池の堤防部分が姫路市内で唯一と考えられ、令和5年3月に姫路市の植物保護地区に指定されました。

今年度の自然探勝会では、この、新たに植物保護地区に指定されたリンドウ自生地を中心に巡ります。

自然環境と人間の生活の営みが一体となった場として「里山」という言葉がよく使われます。しかし、その言葉が指す場所は、山だけではありません。生活の場となる村、田、池など、山を囲む環境すべてそろってこそ里山です。リンドウ自生地とともに山田地区の里山の自然を、山田地区の歴史遺産の紹介と合わせて巡ります。

菊谷池の堤防に生えるリンドウの写真

菊谷池の堤防に生えるリンドウ

日時

令和6年11月17日(日曜日)午前10時15分から午後3時まで

  • 集合時間は、姫路駅を午前9時5分発、北山田バス停に午前9時49分着のバスで参加される方を想定して設定しています。北山田バス停から集合場所の農業振興センターまでの経路は、探勝会での散策経路とも重なります。農業振興センターでの集合が難しい場合は、途中、西多田公園等から合流していただくことも可能です。その場合は、事前にお知らせください。
  • 解散時間は、集合時間と同様に、バスでの参加者を想定して設定しています。北山田バス停を午後3時16分発、姫路駅に午後4時4分着のバスをご利用いただけます。

参加費

無料

集合・解散場所

農業振興センター

センターの詳細については、農業振興センターのページをご覧ください。

定員

80人(抽選)

抽選方法

令和6年10月14日(月曜日・祝日)を第1回として、令和6年11月4日(月曜日・祝日)まで、毎週月曜日を締切として、各週20名ずつ、計80名の参加者を抽選します。

  • 10月14日(月曜日・祝日)締切 20名抽選
  • 10月21日(月曜日)締切 20名抽選
  • 10月28日(月曜日)締切 20名抽選
  • 11月4日(月曜日・祝日)締切 20名抽選

お申し込みいただきましたら、直近の締め切り日で初回の抽選を行います。

初回の締め切り日で当選されませんでしたら、次回以降の締め切り日にも申込者として抽選対象とします。締め切りは4回ありますが、申し込みは1回で構いません。

抽選例

10月18日に申し込みされましたら、10月21日締め切り分で初回の抽選対象となります。

10月21日締め切り分の抽選で当選されませんでしたら、次回10月28日締め切り分抽選の対象者となります。

10月28日締め切り分の抽選でも当選されませんでしたら、11月4日締め切り分の抽選対象者として繰り越します。

抽選結果のお知らせ

各締切の抽選後、当選者に連絡します。

次回締切分への繰り越しは連絡しませんので、参加者としての当選有無は連絡をお待ちください。

参加者決定方法の変更理由

昨年度から参加者の決定方法を変更しました。

一昨年まで先着順で参加者を決定していましたが、受付初日やその翌日で定員に達する状態でした。

参加をしたいけれど仕事のシフトが分からないため2か月近く前に募集があっても申し込めない、というご意見をいただくことも多くありました。

そのため、昨年度から抽選に変更しました。

一方で、確実に参加できる方にとっては、抽選で直前まで参加者に選ばれるか分からない状態であり続けると、予定を立てにくくなります。

そのため、段階的に締切日を設定し、順次、参加者を決定する方法としました。また、申し込み者の負担を軽減するために、一度の申し込みで、当選しなければ順次、次回以降の抽選にも対象者となるように取り扱うようにしました。

申込方法

本ページの末尾に記された「お問い合わせ先」まで、メールまたはファクスにてお申し込みください。

お申し込みに際しては、次の項目をご記入ください。

  • 氏名
  • 郵便番号
  • 住所
  • 電話番号(ファクスでお申し込みの場合はファクス番号も)
  • 集合場所である農業振興センターまでの来場方法(例:自動車、バス、電車等)

複数名でお申し込みされる場合は、上の項目は代表者のものをご記入ください。

  • 複数名で参加される場合は、いっしょに参加される方の氏名

申し込み方法の注意

メールでお申し込みの場合は、hananomachidukuri@city.himeji.lg.jp のアドレス宛にお願いします。

本ページ末尾にあります「お問い合わせ」欄の下にあります「お問い合わせフォーム」からお申し込みいただくと、別の宛先に送信されます。お手数をおかけしますが、「お問い合わせフォーム」を使用せず、上記のアドレス宛にお申し込みをお願いします。

その他

  • 運動靴など動きやすい服装でご参加ください。小高い山の上り下りも含めて、約4キロメートルを散策します。
  • 昼食をはさんで散策します。各自で昼食、飲み物等のご準備をお願いします。
  • 自動車でご参加される方は、農業振興センターの駐車場をご利用いただけます。利用料金は無料です。
  • 詳しくは決定後、参加者に別途通知します。

これまでの開催状況

大塩地区(令和5年度)

大塩地区の「のじぎく」は、日本の植物分類学の父と言われる牧野富太郎博士により「日本一の群落地」と報告されたことにより、全国に知られることになりました。

令和5年度前期のNHK朝の連続テレビ小説の主人公となった牧野富太郎。そんな牧野富太郎が何度も訪れて調査をした「のじぎくの里」である大塩地区を巡りました。

大塩地区ののじぎくについてより詳しくは、「大塩地区ののじぎくの紹介」ページをご覧ください。

のじぎくの花の写真

満開ののじぎくの花

開催報告

定員を大幅に超えての参加申し込みをいただきました。県内の市外の方だけでなく、県外からの参加者もありました。

天候にも恵まれ、のじぎくに限らず、大塩地区の自然を楽しんでいただきました。

のじぎくにまつわるチョウの説明に聞き入る参加者の写真

のじぎくに関連するチョウについての説明もありました。
羽の黄色が美しいトリバネアゲハで、のじぎくの黄色のようだということで、学名に「のじぎく」を意味する「クリサンセマム」という言葉が付いた種類です。このチョウは、姫路城の昭和の大修理の際に鯱瓦の復元をした姫路の瓦職人・小林平一氏により新亜種として発見され、「クリサンセマム」の言葉を含む命名がされました。のじぎくだけでなく、姫路にもゆかりのあるチョウと言えます。

道沿いの植物についての説明を聞く参加者の写真

のじぎくの見どころをめぐる道沿いにある植物についても、詳しく説明がありました。

開催日ののじぎくの開花状況

例年なら満開になる時期を選んで開催しましたが、夏の酷暑の影響か、のじぎくの咲き具合はまだこれからという当日の状況でした。ただ、「これからがまだ見ごろなら友人を誘ってまた来て、今日教えてもらったことを話したい」という参加者の声もありました。

多くの方に、今では貴重となったのじぎくの存在や、大塩地区の自然を知ってもらえる機会になるとともに、参加者からまたその先の友人にへと、姫路の自然の魅力を広げていってもらえるきっかけとなる会となりました。

過去の開催状況

  • 令和5年度:大塩地区(11月19日日曜日)
  • 令和4年度:書写山(11月27日日曜日)
  • 令和3年度:姫路城(11月28日日曜日)
  • 令和2年度:姫路市自然観察の森(11月21日土曜日)

お問い合わせ

姫路市役所 建設局 公園部 公園緑地課

住所: 〒670-8501 姫路市安田四丁目1番地 本庁舎9階

電話番号: 079-221-2412 ファクス番号: 079-221-2593

E-mail: hananomachidukuri@city.himeji.lg.jp

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