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市長随想 2025年10月号「グローバルなまちづくり」

  • 更新日:
  • ID:31758

このページは、広報ひめじに毎号掲載しているコーナーを、ホームページに転載して作成しています。

市民の皆さんへのメッセージ

先日、韓国・昌原(チャンウォン)市やオーストラリア・アデレード市を訪問した子どもたちの帰国報告会がありました。言語や生活様式、習慣に戸惑いながらも、温かいホストファミリーや現地の中高生との交流の中で、多くの海外の友人ができ、世界が身近に感じられたとのことでした。

本年8月1日現在の住民基本台帳人口(外国人含む)は約52万1千人と、5年前に比べ1万4千人の減少となった一方で、外国人は3千人増の1万4千人となり、また、昨年度の姫路城への外国人入城者数も過去最多の約55万人となるなど、本市を取り巻くグローバル化の波は日々大きくなっている状況です。

日本全体が人口減少に直面する中において、まちが活力を維持し、さらに力強く発展していくためには、企業の海外市場開拓支援や誘致、世界で通用するスキルを持った人材育成のほか、教育・文化など、あらゆる分野において、さらなるグローバル化に取り組みながら、外国人と共生する社会を構築していく必要があります。

今後、古き良き本市の伝統をたいせつにしながら、地域社会の新たな担い手の確保を進めつつ、世界遺産姫路城を有する本市ならではの国際戦略を描き、実行することで、世界から選ばれるまちづくりを進めてまいります。

(令和7年9月)

姫路市長 清元 秀泰