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あなたに忍び寄る「架空請求」・ネットの落とし穴!

  • 更新日:
  • ID:2902

だまされないためには、その手口を知っておきましょう

事例1

スマートフォンに、実在する事業者名で「有料サイト利用料金が未払い」とSMSが届いた。法的手続きを取ると書かれていたため連絡すると30万円を請求され、「支払えば後日精算して返金する」と言われ、コンビニで電子マネーを購入し、番号を伝えてしまった。家族に相談して詐欺だとわかった。

事例2

スマートフォンに「荷物をお届けしましたが不在のため持ち帰りました」と宅配業者からSMSが届いた。SMS内のURLから宅配業者のサイトに移動し、手順に従って操作した。その直後自分のスマホから同様のSMSが多くの知り合いに送信されていた。消費生活センターに相談し、インストールした宅配業者のアプリは偽サイトのもので、攻撃の肩代わりをさせられたとわかった。

事例3

自分が契約している携帯電話会社名で「電話代が高額になっている」というSMSが届いた。確認のためにSMS内のURLにアクセスし、携帯電話会社のID・パスワード・暗証番号を入力したところ、すぐに携帯電話会社から2段階認証の確認メールが届いたので認証した。その1時間後から、通販サイトで次々とキャリア決済が不正利用され、合計で約9万円もの決済がされた。

トラブル防止のポイント

  • SMSで請求を受けても、請求に心当たりがなければ無視してください。
  • メールアドレスや電話番号などの個人情報を教えてしまうことになるので、連絡しないようにしましょう。
  • 契約中の携帯電話会社やよく利用する宅配業者、通販業者からのSMSであっても、安易にSMS内のURLにアクセスしてはいけません。もしアクセスしてもID・パスワードや暗証番号等を入力しないことが大切です。
  • ID・パスワード等の使いまわしはしないようにしましょう。
  • キャリア決済の利用について検討し、必要がなければ利用しない設定にするか、使用するなら利用限度額を必要最低限にしておきましょう。
  • 携帯電話会社やセキュリティソフト等で提供している、迷惑SMS・メール対策サービスを活用するのも有効です。

実在する通販業者、宅配業者、携帯電話会社などから、スマートフォンや携帯電話にSMSが届き、SMS内の番号に電話をかけたり、URLにアクセスすると、架空の請求を受けて金銭をだまし取られたり、アカウント情報を搾取されキャリア決済で不正利用されるなどのトラブルに繋がります。

トラブルにあってしまったかも、と思ったら

偽サイトにアクセスして、不審なアプリをインストールしてしまった場合やID・パスワード・暗証番号等を入力してしまった場合、詳しい対処法は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のホームページで見ることができます。また、IPAの情報セキュリティ安心相談窓口は、電話で相談をすることができます。

お問い合わせ

姫路市役所 市民局 市民参画部 市民総合相談室 消費生活センター

住所: 〒670-8501 姫路市安田四丁目1番地 本庁舎1階別ウィンドウで開く

電話番号: 079-221-2110

ファクス番号: 079-221-2108

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