「その香り、困っている人がいるかも?」柔軟仕上げ剤のにおいに関する相談事例
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事例1
子供の友達数人が自宅に遊びに来た時、それぞれがにおいのきつい柔軟仕上げ剤を使った服を着ており、家の中がにおいでいっぱいになってしまった。船酔いのような状態になり、体中が痛くなった。そのことがきっかけで化学物質過敏症になってしまい、窓を開けることもできない。最近はにおいがなくても抗菌剤入りの洗剤や消臭剤が多く販売され、大量に使用するのが良いようなCMが流れ、化学物質の使用を後押ししているようで嫌になる。
メーカーはこういう事例があることをわかってほしい。
事例2
1年位前から、職場の同僚の洋服から洗剤や柔軟仕上げ剤の強い香料がにおい、気分が悪くなる。本人には伝えているが、改善されない。どうしたらいいか。
事例3
隣家が使用している柔軟仕上げ剤のにおいで頭痛がしたり、食べ物の味がわからなくなったりしている。自分も子供もアレルギーがあるので不安だ。柔軟仕上げ剤の香料成分を開示してほしい。
消費者のみなさんへのアドバイス
- 自分にとっては快適なにおいでも、他人は不快に感じ、中には体調を崩すという申し出もあるということを認識しておきましょう。
- 香りの強いタイプの柔軟仕上げ剤を表示の2倍量使用すると、揮発性物質の拡散量が増加するだけでにおいの強さに明らかな差は認められませんでした(独立行政法人国民生活センターの報道発表資料による)。使用量の目安を参考に、過度な使用は避けましょう。
- 商品を選択する際は、商品のパッケージ等に記載されている「香りの強さの目安」を参考にしましょう。
参考資料
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