ツキノワグマによる人身事故の防止
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春先から初夏にかけて、ハイキングや登山、山菜採りなどで山に入ると、クマとの出会いがしらの事故が発生することがあります。
また、秋にかけて、ハイキングや登山、キノコ採集などで山に入るのも同様です。
山に入るときは、次のことに充分ご注意ください。

山に入る時の注意事項

音の出るものを身につける クマに人の存在を知らせる
- 鈴やラジオを携帯する。
- 複数人で話をしながら行動する。

山野にゴミを捨てない クマを執着させない
- 弁当の残りや飲料水の容器は必ず持ち帰る。
- 柿などの果樹は適期に収穫してください。
- 未収穫果樹は、サルやクマを誘引する原因になります。管理できない果樹は伐採も含めて検討してください。

周囲の状況に気を払う
- 山林内では、周囲の状況にも充分注意する。
- 特に山菜取りなど夢中になりがちなので周囲に気を払う。

子グマにも注意しよう
- 子グマでも大変危険です。
- 子グマの周囲には、母グマがいる可能性が高く、本能的に子グマを守るため襲ってくることがあります。

出会ってしまったら…
- クマを驚かせない。
- クマに背を向けず、後ずさりして立ち去る。
クマに出会ったら (PDF形式、322.98KB)
クマに出会った場合の注意点です。

ツキノワグマを目撃したら
下記まで、連絡をお願いします。

連絡先
北部農林事務所 鳥獣対策室
電話番号 079-336-4412
ツキノワグマの出没に注意(兵庫県チラシ) (PDF形式、216.09KB)
山に入るときの注意事項です。

季節ごとの行動

春
- 冬眠から目覚める(4月上旬頃)
- 山菜などを食べる(5月頃)

夏
- 繁殖(交尾)をする(6月から7月頃)
- この頃のクマは、行動範囲が広くなり、山中で人が出会う可能性が高くなる。

秋
- 冬眠の準備のために、木の実・果樹等の食べ物を探しまわり、人里まで降りてくることもある(柿や栗など)

冬
- 穴の空いた木や、樹の根元穴を堀り、冬眠する。
- 一部のメスは、冬眠中に1頭から2頭出産する。
お問い合わせ
姫路市役所 農林水産環境局 農林水産部 北部農林事務所 鳥獣対策室
住所: 〒671-2103 姫路市夢前町前之庄2160番地 夢前事務所2階
電話番号: 079-336-4412 ファクス番号: 079-336-4420
E-mail: tyojyu@city.himeji.hyogo.jp