姫路市に多い糖尿病 健診を受けて早期発見!
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特定健診の実施内容のご案内です。
特定健診は、生活習慣病を予防することを目的として、今年度40歳から74歳の人が対象となるメタボリックシンドロームに着目した健診です。
姫路市国保の現状
令和6年度の姫路市国保の特定健診結果によると、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー:過去2か月の平均血糖)において所見のあった人(HbA1c5.6%以上)は77.3%。全国60.0%や兵庫県市町平均62.6%より男女とも高く、県内でもワースト3位です。その内、HbA1c6.5%以上の受診勧奨判定値を超える人は12.3%。県市町平均の1.4倍で4.7%の方は治療を受けておられません。
糖尿病の症状
初期は、はっきりとした自覚症状がないため治療につながりにくいです。喉の渇きや頻尿、多尿、手足のしびれなどの自覚症状が出てきた時には、かなり進行した状態です。
糖尿病は自然に回復することはなく、血糖値が高い状態を放置すると全身の血管や神経が障害され合併症を引き起こします。5年くらいで手足のしびれやこむら返りなどの神経障害が起こり、7、8年くらいで網膜症が始まり10年から15年くらいで腎機能が低下し透析の危険性が高まり、失明や手足の壊死などの合併症を起こしやすくなります。
健診で糖尿病の疑いと言われたら、放置せずに、必ず受診しましょう。血糖値のコントロールが重症化予防につながります。
特定健診・特定保健指導
糖尿病を引き起こしやすい生活習慣は、高血圧や脂質異常症にもつながりやすいといわれています。特定健診は、「メタボリックシンドローム」をチェックし、生活習慣病の発症を防ぐことを目的としています。
姫路市国民健康保険の特定健診は、8,000円程度の健診を無料で受けることができます。40歳以上の方には5月末に受診券を送っていますので、毎年受診をしましょう!
生活習慣病のリスクのある人には、特定保健指導を個別に案内しています。保健師や管理栄養士と一緒に生活習慣について考えてみましょう!

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