スマート市民農園事業
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姫路市では、内閣府のデジタル田園都市国家構想交付金(地方創生推進タイプ)を活用し、農業分野のデジタル人材を育成することを目的とした「スマート市民農園事業」を実施しています。
事業概要
スマート市民農園事業は、次の3つの事業から成り立っています。
- スマート市民農園
- 農業版STEAM教育
- アグリテック甲子園
1.スマート市民農園
ファームボット(注1)や環境モニタリング装置を利用した遠隔操作による農業体験を、障害などで外出が困難な方に提供する「スマート市民農園サービス」を検証
実施場所:姫路市仁色ふるさと農園(姫路市船津町4468番地1)
令和4年度の取り組み内容は、「令和4年度スマート市民農園改良改善業務の紹介」のページをご覧ください。
(注1) ファームボットとは、オープンソースの精密農業ロボットで、種まき、植物に応じた水やり、監視、雑草の除去など、収穫前までのプロセスを遠隔で操作できるロボットです。(写真は、仁色ふるさと農園に設置しているファームボット)
2.農業版STEAM教育
小・中学生の親子等を対象に、農業版STEAM教育(注2)を実施
(注2)農業版STEAM教育とは、農業分野に特化したSTEAM教育(科学、技術、工学、リベラル・アーツ、数学の各分野での学習を、実社会での問題発見・解決に生かしていくための、教科等横断的な学習を推進する教育)を実施するため、姫路市が独自にカリキュラムを作成し、実施するものです。
実証実験「アグリテック体験プログラム」
「仁色ふるさと農園」に設置している農業ロボット「ファームボット」と農業AIブレーン「e-kakashi(イーカカシ)」(注3)を使って、小中学生の親子に、野菜や花の栽培を遠隔操作で行っていただく実証実験です。
- (注3)e-kakashiとは、設置している畑の温湿度や日射量、土の水分量などをセンサーで収集し、そのデータを、植物科学の知見を取り入れたAI(人工知能)で分析することで最適な栽培方法を提案してくれるサービスで、環境モニタリング装置として導入。
詳しくは、「アグリテック体験プログラム」のページ(受託事業者のホームページ内)別ウィンドウで開くをご覧ください。
未来の農業ロボットアイディアコンテスト
全国の小中学生を対象に、農業が抱える課題を解決するロボットのアイディアコンテストを開催
詳しくは、「未来の農業ロボット アイディアコンテスト2023」のページ(受託事業者のホームページ内)別ウィンドウで開くをご覧ください。
「スマート市民農園」×「農業版STEAM教育」の取組み
姫路市立書写養護学校にファームボットを設置し、中学部の生徒を中心に、ファームボットを利用した遠隔操作による野菜の栽培などの学習を提供し、農福連携や農業分野でのSTEAM教育の実証を行いました。詳しくは「スマート市民農園」×「農業版STEAM教育」の書写養護学校での取り組みページをご覧ください。
3.アグリテック甲子園
全国の高校生・大学生等を対象に、テクノロジーを活用した農業に関するアイデアやビジネスモデルを競うコンテスト「アグリテック甲子園」を開催。
詳しくは、アグリテック甲子園公式ホームページ別ウィンドウで開くをご覧ください。
企業版ふるさと納税
この事業では、事業の趣旨にご賛同くださる企業様から企業版ふるさと納税をいただいています。
令和4年度実績
株式会社 ウォーターエージェンシー
令和3年度実績(五十音順・敬称略)
株式会社 ウォーターエージェンシー
株式会社 近畿地域づくりセンター
令和2年度実績(五十音順・敬称略)
株式会社 中西製作所
株式会社 龍角散
スマート市民農園事業ではSDGsを推進しています。
お問い合わせ
姫路市役所 農林水産環境局 農林水産部 農政総務課
住所: 〒670-8501 姫路市安田四丁目1番地 本庁舎7階別ウィンドウで開く
電話番号: 079-221-2472
ファクス番号: 079-221-2996