姫路市では、令和2年度から「スマート市民農園事業」を実施しています。
スマート市民農園事業は、内閣府のデジタル田園都市国家構想交付金(地方創生推進タイプ)を活用(令和2年度から令和6年度)した事業で、農業用ロボット『ファームボット』(注1)を活用し、農業分野のデジタル人材を育成することを目指しています。
(注1) ファームボットとは、オープンソースの精密農業ロボットで、種まき、植物に応じた水やり、監視、雑草の除去など、収穫前までのプロセスを遠隔で操作できるロボットです。(写真は、仁色ふるさと農園に設置しているファームボット)
スマート市民農園事業は、次の3つの事業から成り立っています。
ファームボットや環境モニタリング装置を利用した遠隔操作による農業体験を、障害などで外出が困難な人に提供する「スマート市民農園サービス」を構築
機器設置場所:姫路市仁色ふるさと農園(姫路市船津町4468番地1)
令和4年度の取り組み内容は、「令和4年度スマート市民農園改良改善業務の紹介」のページをご覧ください。
令和5年度から、対象者に「スマート市民農園サービス」を使っていただく実証実験を実施。詳しくは参加者募集のページをご覧ください。
小学校高学年の親子等を対象に、農業版STEAM教室(注2)を開催
姫路市市民農園「仁色ふるさと農園」に設置している農業ロボット「ファームボット」と農業AIブレーン「e-kakashi(イーカカシ)」(注3)を使って、小中学生の親子に、野菜や花の栽培を遠隔操作で行っていただきます。
この実証実験は、子ども達に農業における環境モニタリングのデジタルデータ利活用の可能性を学んでもらえるよう開発した体験プログラムを実際に体験していただくものです。
令和4年度は、令和4年10月16日から約3か月間にわたり、4組の親子が体験しました。
詳しくは、「アグリテック体験プログラム」のページ(受託事業者のホームページ内)別ウィンドウで開くをご覧ください。
令和5年度は、令和5年6月25日から約半年間で実施予定。
令和5年度の内容等については、「アグリテック体験プログラム2023」のページをご覧ください。
全国の小中学生を対象に、農業が抱える課題を解決するロボットのアイディアコンテストを開催。
令和4年度は、「未来の農業ロボット アイディアコンテスト2022」を実施。193点の応募があり、うち10点の受賞作品は「アグリテック甲子園2022」(開催日:令和5年1月22日、会場:アクリエひめじ 展示場C)の会場で展示しました。
なお、令和3年度に実施した「未来の農業ロボット アイディアコンテスト2021」では、66点の応募があり、うち10点の受賞作品は「アグリテック甲子園2021」(開催日:令和4年1月30日、会場:アクリエひめじ 展示場A)の会場で展示しました。
初年度(令和2年度)から、「スマート市民農園」×「農業版STEAM教育」の取組みとして、姫路市立書写養護学校にファームボットを設置し、中学部の生徒を中心にファームボットを利用した遠隔操作による野菜の栽培などの学習を提供し、農福連携や農業分野でのSTEAM教育の実証を進めています。詳しくは「スマート市民農園」×「農業版STEAM教育」の書写養護学校での取り組みページをご覧ください。
全国の高校生・大学生等を対象に、アグリテックのアイデアやビジネスプランを競うコンテスト「アグリテック甲子園」
令和5年度は、令和6年1月21日(日曜日)に開催予定。募集要項等は順次公表していきます。
令和4年度は、「アグリテック甲子園2022」を「10年後の農業にイノベーションをもたらすアイデア」をテーマに、令和5年1月22日(日曜日)に文化コンベンションセンター「アクリエひめじ」とオンラインによるハイブリッド方式で開催。
令和3年度は、「アグリテック甲子園2021」を「テクノロジーを駆使し、農業にイノベーションをもたらすアイデアを!」をテーマとし、令和4年1月30日(日曜日)に開催。また、プレイベントとして令和3年8月21日(土曜日)には講演会とアイデアソンをオンラインで開催しました。
イベントについて詳しくは、アグリテック甲子園公式ホームページ別ウィンドウで開くで順次公開しています。
この事業では、事業の趣旨にご賛同くださる企業様から企業版ふるさと納税をいただいています。
株式会社 ウォーターエージェンシー
株式会社 ウォーターエージェンシー
株式会社 近畿地域づくりセンター
株式会社 中西製作所
株式会社 龍角散
姫路市役所産業局農林水産部農政総務課
住所: 〒670-8501 姫路市安田四丁目1番地 本庁舎9階
電話番号: 079-221-2472 ファクス番号: 079-221-2996
電話番号のかけ間違いにご注意ください!