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姫路文学館「第10回藤原正彦エッセイコンクール」受賞作が決定しました

  • 更新日:
  • ID:29547

資料提供日

令和6年12月20日(金曜日)

問い合わせ先

担当課 姫路文学館
担当者 甲斐
電話番号 079-293-8228

「第10回藤原正彦エッセイコンクール」の受賞作が決定しましたのでお知らせします。

藤原正彦エッセイコンクールの概要

姫路文学館では、エッセイストとしても人気の高い藤原正彦姫路文学館長(数学者・作家・お茶の水女子大学名誉教授)が「読書」とともに推奨する「書くこと」の大切さを伝えるため、平成27年度に「藤原正彦エッセイコンクール」を創設しました。本賞は、中学生以上を対象とし、藤原館長の審査により、中学生部門、高校生部門、一般部門の各部門に最優秀賞、優秀賞、佳作各1作を選考するものです。

審査員

藤原正彦 姫路文学館長(数学者・作家・お茶の水女子大学名誉教授)

プロフィール

昭和18年旧満州生まれ。新田次郎・藤原てい夫妻の次男。
東京大学理学部数学科卒業、同大学院修士課程修了。理学博士(東京大学)。
コロラド大学助教授、お茶の水女子大学理学部教授を歴任。
昭和53年『若き数学者のアメリカ』で日本エッセイスト・クラブ賞、平成22年『名著講義』で文藝春秋読者賞を受賞、平成26年『孤愁』でロドリゲス通事賞を受賞。
そのほか、『国家の品格』『日本人の真価』『美しい日本の言霊』など著書多数。
平成26年4月、姫路文学館長に就任。近著に『藤原正彦の代表的日本人』。

作品規定

  • 対象は中学生以上、テーマは自由、400字詰め原稿用紙5枚以内。
  • 日本語で書かれた自作で、未発表のものに限る。
  • 令和6年9月18日締め切り。

受賞作および受賞者(敬称略)

最優秀賞作品にはその概要も付します。

中学生部門

最優秀賞

「絵空事の世界」

小池 七海(こいけ ななみ)
兵庫県  明石市立衣川中学校2年 兵庫県明石市在住

  • 作品概要
    幼い頃から頭の中で自分だけの物語を創り出すことを楽しみとしてきた作者が、常に現実と空想世界を自在に行き来する自身の"脳内ワールド”を明かしてみせる。

優秀賞

「祖父の涙」

中谷 璃子(なかたに りこ)
兵庫県 姫路市立琴陵中学校2年 兵庫県姫路市在住

佳作

「十三歳の私達」

安賀 奈穂(やすが なお)
兵庫県  小林聖心女子学院中学校2年 兵庫県西宮市在住

高校生部門

最優秀賞

「日常のかけら」

杉本 英(すぎもと はな)
兵庫県立姫路西高等学校2年 兵庫県姫路市在住

  • 作品概要
    いつもの塾帰りのバスで何気なく目にした乗客や道行く人々。その光景の一つ一つに小さなドラマを発見し、本当の世界がスマホの中ではなく身近な日常のかけらにこそ存在することに力づけられた喜びを綴る。

優秀賞

「街の「小場所」が残してくれたもの」

足立 美咲(あだち みさき)
広島県 盈進高等学校1年 広島県福山市在住

佳作

「十九歳の母と私」

桂 凛香(かつら りんか)
兵庫県 姫路市立琴丘高等学校1年 兵庫県姫路市在住

一般部門

年齢は発表日(令和6年12月20日)現在

最優秀賞

「母の終活」

山本 築(やまもと きずく)
40歳 図書館司書 福岡県福岡市在住

  • 作品概要
    終活と称してしばしば各地の古刹に出かけるようになった母と、その真意をはかりかねつつ同行を続ける作者。どこか厳かな高野山の旅で母が冗談めかして語った意図に、ようやく心を和ませる。

優秀賞

「何もない春」

吉沢 慎一郎(よしざわ しんいちろう)
49歳 カメラマン・観光ライター 大阪府河内長野市在住

佳作

「地下鉄のクリスマス」

  茂木 麻予(もぎ あさよ)
49歳 自営業 アメリカ ニューヨーク在住

今回の応募状況

応募総数 2,276点(中学生部門333点、高校生部門1,339点、一般部門604点)

  • 北海道から沖縄まで全国各地から力作が寄せられた。
  • アメリカ在住の日本人の応募もあった。

賞状、藤原正彦館長のサイン入り著書と副賞(以下のとおり)を贈呈します。

中学生部門

最優秀賞 図書カード10,000円分、優秀賞 図書カード5,000円分、佳作 図書カード2,000円分

高校生部門

最優秀賞 図書カード30,000円分、優秀賞 図書カード10,000円分、佳作 図書カード5,000円分

一般部門

最優秀賞 100,000円、優秀賞 30,000円、佳作 10,000円

受賞作品の掲載

入賞作品は、表彰式において配布する作品集(冊子)や、姫路文学館ホームページに掲載します。また、各部門の最優秀作は文化雑誌「バンカル」135号(2025年3月 姫路市文化国際交流財団発行)でも紹介します。

表彰式

日時

令和7年1月19日(日曜日) 午後1時30分から午後3時00分まで(開場は午後0時30分から)

場所

姫路文学館 講堂(北館3階)

内容

  • 表彰式
  • 各部門最優秀作(計3編)の朗読
    音訳ボランティアグループ サークルさえずり  原田香代さん、多田和子さん
  • 藤原正彦姫路文学館長 講評・講演

定員等

当日先着100名、参加自由、無料

添付資料

お問い合わせ

姫路市 観光経済局 観光コンベンション室 姫路文学館

住所: 〒670-0021 姫路市山野井町84番地別ウィンドウで開く

電話番号: 079-293-8228

ファクス番号: 079-298-2533

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