ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

スマートフォン表示用の情報をスキップ

PC版

Multilingual

あしあと

 

    塩野六角古墳(附)塩野古墳

    • 公開日:2008年3月8日
    • 更新日:2019年5月8日
    • ID:2032

    名称

    塩野六角古墳(附)塩野古墳

    概要

    塩野六角古墳は、安富町塩野字岡ノ上の南面する標高155.5メートルの山腹に単独で立地している。墳形は一辺の長さが3.8メートルから4.4メートル、対辺の長さが6.8メートルから7.3メートルの石室の主軸に陵角を置く六角形の古墳で、古墳の前面には外護列石を積んでいるが、背面には見られない。ただ、陵角に石を置いているので意識していたことがうかがえる。墳丘は版築ではなく普通の盛土である。
    石室は無袖の横穴式で、長さが4.4メートル、開口部幅が1.1メートル、奥壁側が0.8メートル、高さが1.3メートルである。また、開口部には偏平な石を置き、奥壁部には5個の角礫を用いて棺台としており、それが石室の半分を占めている。
    塩野古墳は、六角古墳のある塩野岡ノ上山の下方にある。墳丘が著しく崩壊していたため、形や規模が分からなかったが、墳丘の北側に僅かな溝が見つかり、その様子から大きさが直径7メートルの円墳であると推定される。
    石室は一般的な無袖の横穴式であるが、奥壁から1.7メートルの部分と手前の床では20~30センチメートル段差があり、しかも石室そのものが羨道部分は小さな石、玄室部分は大きな石で積んである。また、玄室の基底石が羨道の基底石の上に乗せてある。これはまず羨道を造り、その上に玄室の基底石を積んだものと思われる変則的な工法で築造した他にあまり例のない古墳である。

    所在地

    姫路市安富町塩野664-3

    写真

    塩野六角古墳(附)塩野古墳の写真その1
    塩野六角古墳(附)塩野古墳の写真その2

    お問い合わせ

    姫路市役所教育委員会事務局生涯学習部文化財課

    住所: 〒670-8501 姫路市安田四丁目1番地 北別館4階

    住所の地図

    電話番号: 079-221-2786、2787 ファクス番号: 079-221-2779

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

    お問い合わせフォーム