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下太田廃寺塔跡

  • 更新日:
  • ID:2048

名称

下太田廃寺塔跡

概要

下太田廃寺は、姫路市西部を流れる小河川-大津茂流域にあり、現下太田集落の東方に位置する。この一帯は、『播磨国風土記』にいう「大田里」にあたるとされ、その条には呉勝を祖とする渡来人の移住が記されている。古く戦前より多量の瓦が採集され、著名な遺跡となっていたが、その後の研究により白鳳期の創建が想定されていた。
1995年から1998年にかけて市教委による発掘調査が行われ、寺域は東西約117メートル、南北130メートル以上で、伽藍配置は南から塔、金堂、講堂が一直線に並ぶ四天王寺式であることが判明した。また、出土した瓦の年代観から7世紀後半から末に創建され、9世紀後半以降に衰退したと考えられる。

所在地

勝原区下太田93

写真

下太田廃寺塔跡の写真