調査は、姫路市中心市街地活性化基本計画における数値目標達成状況と整備が進む姫路駅周辺等の通行量を把握し、施策への効果等を検証するため、毎年4月と10月に実施しています。
市内中心市街地44ヶ所
男女別、進行方向別
歩行者(車椅子・自転車を含む,乳児は計測対象外)
令和5年10月6日(金曜日)の中心市街地主要10地点における通行量は58,892人で、昨年度同時期の調査(44,412人)と比較して、14,480人増加(対昨年度比132.6%)しました。
また、今年度の全地点(44地点)の通行量は201,659人で、昨年度と比較して45,236人増加(対昨年度比128.9%)しています。
今回は、令和5年5月に新型コロナウイルス感染症の位置付けが「5類感染症」に移行し、国内外における外出・旅行需要の回復が進んでいる中で調査を実施しました。また、天候に恵まれたこともあり、ほぼ全ての調査地点で通行量が増加し、うち15地点では昨年度から50%以上増加しています。
国内の外出・旅行需要や海外からのインバウンド需要は、新型コロナウイルス感染症の流行前に近い水準に回復しつつあり、令和7年度には2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)も控えています。「滞在型観光による観光消費の拡大」に向けて、関係機関・団体との連携のもと、中心市街地のさらなる魅力向上と、来訪者の受入環境の充実につながる取り組みの推進が必要です。
令和5年4月29日(土・祝)の中心市街地主要10地点における通行量は92,634人で、昨年度(59,237人)と比較して、33,397人増加(対昨年度比156.4%)しました。また、今年度の全地点(44地点)の通行量は289,847人で、昨年度(192,052人)と比較して、97,795人増加(対昨年度比150.9%)しました。
調査日当日は曇天の中、午後0時より雨が降り始め、午後5時以降は本格的な降雨に見舞われましたが、昨年度ほどの悪天候ではなかったことに加え、国内外からの観光客が増加傾向にある中で大型連休を迎えたこともあり、ほぼ全ての地点で通行量が対昨年度比20%以上増加しました。特に今回は、姫路駅から姫路城を結ぶ大手前通りを中心に、大きく通行量を伸ばしています。
人流が回復することが見込まれる中、これまで以上に公民が連携し、まちなかへの来街意欲を喚起する取組みに加え、滞留時間の増加、回遊性の向上に繋がる施策を展開・充実させることが重要です。
増加、減少要因の詳細については添付の報告書をご参照ください。
なお、平成21年度までは「姫路商工会議所」、平成22年度は「姫路市中心市街地活性化協議会」のデータを参照しています。
平成24年度から令和4年度分
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