ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

スマートフォン表示用の情報をスキップ

PC版

Multilingual

あしあと

 

    令和4年4月5日市長記者会見

    • 公開日:2022年4月5日
    • 更新日:2022年4月5日
    • ID:20550

    会見事項

    1. 令和4年度におけるデジタル外部人材の体制について
    2. ウクライナ情勢の一刻も早い収束と世界平和を願う演奏会の開催について

    報告事項

    なし

    市長会見内容

    市政記者クラブの皆さん方には、お忙しいところご出席をいただきまして、ありがとうございます。
    さて、新年度が始まりました。我々、地方自治体を取り巻く状況は、人口減少、少子高齢化の進展をはじめとした社会環境の急激な変化に伴い、大きな岐路に立っております。本市においても、デジタル改革やグリーン改革の推進、播磨臨海地域道路の整備など、行政需要が多様化するとともに、高度な判断や調整が求められる行政課題が増加しております。また、国や県との連続性の高い事業も増えつつあります。
    これらの行政課題に迅速かつ的確に対応するため、4月から副市長を3人体制といたしました。併せて、部相当の「デジタル情報室」や係相当の「ゼロカーボンシティ推進室」を新設したほか、公民館、美術館等の社会教育施設の市長部局への移管や、水道局と下水道局の統合再編など、所要の組織改正を行いました。
    市民の皆さまのLIFEを全力で守り、支えることのできる人材、組織を育てていくとともに、コロナ禍での皆さまの辛抱と頑張りに報いることができるよう、市民の皆さまのご意見に耳を傾け、アフターコロナを見据えた市政の創造的復興に向けて全身全霊で取り組んでまいりますので、引き続き、皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。
    それでは、本日の会見事項について、発表をさせていただきます。

    令和4年度におけるデジタル外部人材の体制について

    まず、令和4年度におけるデジタル外部人材の体制について、ご説明します。
    本市では、昨年の4月1日から、浦田有佳里 氏を「姫路市デジタル・マネージャー」として迎え、「姫路ライフ・デジタル戦略」の作成をはじめ、本市のデジタル化・デジタルトランスフォーメーションへの支援を受けてまいりました。令和4年度においては、内閣府の地方創生人材支援制度を活用し、デジタル・マネージャーを複数体制といたします。
    まず、浦田氏には、「デジタル戦略担当」として、引き続き支援をいただきます。また、新たに、2名のデジタル・マネージャーをお迎えします。お一人目は、株式会社サイバーエージェントの田上敬祐氏で、スマートシティ・DXを担当していただきます。お二人目は、日本情報通信株式会社の浜谷貞祐氏で、デジタル人材の育成を担当していただきます。
    外部人材の皆さまの支援をいただきながら、本市デジタル化・DXの取り組みを更に深めてまいります。

    ウクライナ情勢の一刻も早い収束と世界平和を願う演奏会の開催について

    最後に、ウクライナ情勢の一刻も早い収束と世界平和を願う演奏会の開催についてご説明します。
    本市では、令和3年8月に、在日ウクライナ大使館と岡部芳彦神戸学院大学教授の協力のもと、ウクライナ語の姫路城パンフレットを作成するなど、ウクライナとの交流を開始しました。これは、オレーナ・ゼレンシカ大統領夫人提案の、世界各地の観光地にウクライナ語版の音声ガイドやパンフレットを設置することにより、ウクライナとの交流を図るプロジェクトに応じたものでございます。そしてこのたび、大使館の協力のもと、ウクライナ情勢の一刻も早い収束と世界平和を、姫路城より発信するため、ウクライナの民族楽器「バンドゥーラ」の奏者であるカテリーナさんによる演奏会を開催することとなりました。
    開催日時は、姫路城夜桜会の開催期間中である4月8日(金曜日)の午後6時50分より、場所は、姫路城西の丸庭園での開催を予定しております。当日は、ウクライナ国旗をイメージし、姫路城を青色に、ステージを黄色にライトアップし、市民による和楽器を使用したウェルカムセレモニーやセルギー・コルスンスキー駐日大使のご挨拶、カテリーナさんによるバンドゥーラの演奏を行います。是非とも取材の方よろしくお願いします。
    私からは、以上でございます。

    質疑応答(要旨)

    記者:
    3名のデジタル・マネージャーの役割分担をもう少し具体的に教えてください。あわせて、本件の予算規模についても教えてください。

    政策局長:
    デジタル戦略担当デジタル・マネージャーの浦田氏には、デジタル戦略全体の管理と令和3年度に立ち上げた庁内の中堅・若手職員等により構成する「デジタル戦略タスクフォース」の進行管理に助言いただきます。スマートシティ・DX担当デジタル・マネージャーの田上氏には、「姫路市官民データ活用推進計画」の改訂支援、姫路版スマートシティ事業に関する企画やAIに係る提案などをいただく予定としております。また、人材育成担当デジタル・マネージャーの浜谷氏には、デジタル人材を育成するための研修プログラムの企画・実施に関する支援などをいただく予定としております。
    令和4年度の予算規模は、計画改訂の支援も含めて全体で約2,100万円です。

    記者:
    デジタル・マネージャーは、市に常駐されるのでしょうか。

    政策局長:
    常駐ではありません。業務は、姫路に来てもらって実施することもありますし、オンラインで実施することもあります。

    記者:
    演奏会開催の経緯について教えてください。

    市長:
    先日上京した際に、ウクライナ大使館に伺い、姫路市内在住の身内等を頼ってウクライナの方が避難された場合には、単純に衣食住だけではなく、過去のインドシナ難民の受入れ実績も踏まえて、教育や就労支援など、中長期的な観点から積極的に対応させていただくことをお伝えしました。その際、セルギー・コルスンスキー駐日大使から、桜で有名な姫路城で、ウクライナのイベントをしてもらえたらうれしいといったお話があり、急遽演奏会の開催が決定しました。
    また大使から、演奏会を世界に向けて発信するため、熊本城のようにウクライナの国旗の色に姫路城をライトアップできないかとの提案がありましたが、まだ照明のLED化ができておらず、技術的に困難であるため、お城とステージで国旗の2色をライトアップすることとしました。姫路城の有料区域内でのイベントですので、すべての市民の皆さまが入場できるものではございませんが、世界に向けてYouTubeでライブ配信も計画しておりますので、そちらもご覧いただけたらと思います。

    記者:
    演奏会の際にウクライナへの募金をすることは可能でしょうか。

    市長:
    現在、姫路城の菱の門にも日本赤十字社の募金箱を設置してありますので、そちらをご利用いただけたらと思います。

    記者:
    先月にウクライナ難民の受け入れ表明をされましたが、現在の受け入れ状況について教えてください。

    観光スポーツ局長:
    市内には、今回の侵攻事案が発生する以前より6名のウクライナ国籍の方が在住しておられます。現時点では、国等からの難民受入れの要請はございません。

    記者:
    新年度となりましたが、改めてこの1年どの様に市政運営をされる予定ですか。

    市長:
    冒頭でも申し上げましたが、コロナ禍でなかなか思うように進まなかった部分もございますので、しっかりとコミュニケーションをとって、市民の皆さんのLIFEを全力で守り、そして支えることができる人材、組織を育てていくとともに、これまでの市民の皆さまの辛抱と頑張りに対しても報いることができるように、全庁一丸となって創造的復興に向けて取り組んでいきたいと考えております。
    また、担当業務はもちろんのこと、いわゆる部局間同士の連携を重視した形で、縦割りの弊害をなくしていくということも重要だと考えております。

    お問い合わせ

    姫路市役所政策局市長室広報課

    住所: 〒670-8501 姫路市安田四丁目1番地 本庁舎3階

    住所の地図

    電話番号: 079-221-2073 ファクス番号: 079-221-2076

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

    お問い合わせフォーム