ひめじ防災マイスター認定制度
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ひめじ防災マイスター認定制度とは
人口減少社会に突入し、近年の気候変動に伴う豪雨災害や台風、山崎断層帯地震や南海トラフ巨大地震など、大規模な災害に対応可能な地域防災力の向上が喫緊の課題となっています。
地域防災活動の担い手と、高い防災知識やスキルをもった人材育成を目的として、単なる担い手・人材育成に留まらず、市が継続的・発展的に支援・協働していく仕組みとして、令和6年度に「ひめじ防災マイスター認定制度」を創設いたしました。
ひめじ防災マイスターに認定されるためには、ひめじ防災マイスター認定講座を受講していただく必要があります。
- 令和7年度の募集は、終了いたしました。

ひめじ防災マイスターって何ができるの?
ひめじ防災マイスターには、各地域において、本市が依頼する地域防災に関する研修・啓発や訓練、計画策定の支援、企画・運営の実施など、防災に関するアドバイザーとして活動していただきます。
意欲的な活動を通じ、地域防災活動の活性化、地域のつながりの構築、そして本市に住む人の自助・共助の力の向上を目指します。
現在、183人(令和7年度認定講座後)がひめじ防災マイスターとして活動されています。
ひめじ防災マイスター認定制度チラシ
ひめじ防災マイスターの活動

ひめじ防災マイスターの段位と階級
ひめじ防災マイスターは、段位(初段から9段)と階級(一つ星から五つ星)の2軸で構成されており、さまざまな活動や知識・スキルによってランクアップする仕組みとなっています。
本市(危機管理室)から依頼する内容は、階級(一つ星から五つ星)によって異なります。

ひめじ防災マイスター段位と階級のイメージ図

令和7年度ひめじ防災マイスター認定講座開催
令和7年度ひめじ防災マイスター認定講座を7月26日と27日で開催いたしました。
2日間の講座で、防災活動に必要な基本的な知識やスキルを学び、全講座修了者を85名「ひめじ防災マイスター、一つ星マイスター」として認定し、今後は。地域行事への積極的な参加や本市が依頼する地域防災活動の支援を実施していただきます。
座学の様子
- 昨年度ひめじ防災マイスターとして認定された方にもお話していただきました!
演習の様子
- 実践的な演習から、防災知識やファシリテーターとしての技術を習得しました!

日時
令和7年7月26日(土曜日)午前9時30分から午後4時50分
令和7年7月27日(日曜日)午前9時30分から午後5時の計2日間

場所
姫路市防災センター5階多目的ホール(姫路市三左衛門堀西の町3番地)

受講者
85人(2日間全講義受講された方)

実施プログラム(令和7年度)
(注意)都合により、下記内容と変更になる場合がございます。
時間割 | 分野 | 講師 | 手法 | 内容 |
---|---|---|---|---|
午前9時0分 から 午前9時30分 | 受付 | ー | ー | ー |
午前9時30分 から 午前9時50分 | オリエンテーション | 姫路市 危機管理室 | 座学 | 本講座の説明等 |
午前10時0分 から 午前10時50分 | ひめじ防災マイスター制度について | ひめじ防災マイスター 運営協議会 | 座学 | 制度及びマイスターに求める人物像、
マイスターの活動について理解する |
午前11時0分 から 午前11時50分 | 地域防災力の向上について | 兵庫県立大学
木村玲欧教授 | 座学 | 地域防災力の向上のための基本的な考え方と戦略を学ぶ |
午後12時50分 から 午後1時40分 | 自主防災組織と地域防災訓練について | 姫路市 | 座学 | 自主防災組織の意義や地域が実施する防災訓練の必要性と方法について学ぶ |
午後2時0分 から 午後3時50分 | 避難所運営について | 姫路市 危機管理室 | 演習 | 避難所運営について理解するとともに地域で行われる避難所開設訓練の必要性や進め方を理解する |
午後4時0分 から 午後4時50分 | ディスカッション | 兵庫県立大学 木村玲欧教授 | 演習 | マイスター同士の交流及び地域防災についての意見交換 |
時間割 | 分野 | 講師 | 手法 | 内容 |
---|---|---|---|---|
午前9時0分 午前9時30分 | 受付 | ー | ー | ー |
午前9時30分 午前9時50分 | オリエンテーション | ひめじ防災マイスター 運営協議会 | 座学 | 認定講座1日目の振り返り |
午前10時0分 から 午前10時50分 | 播磨の災害史 | 神戸大学
松下正和特命教授 | 座学 | 姫路市の特性と災害リスクを理解する |
午前11時0分 から 午前11時50分 | 「命のパスポート」の作成指導講習 | 姫路市 危機管理室 | 演習 | 姫路市ハザードマップの読み方と「命のパスポート」の作成を指導する際のポイントを理解する |
午後0時50分 から 午後4時20分 | 地区防災計画の策定指導 | 兵庫県防災士会 中播エリア 平櫛武幹事 | 演習 | 地区防災計画策定に求められる特徴的なノウハウについて理解する 進行役とファシリテーターの違いとは?リレー・ファシリテーション実践 |
午後4時20分 から 午後5時0分 | 今後の活動 | ひめじ防災マイスター 運営協議会 | 座学 | 防災マイスターとしての今後の活動や制度の運用について理解する |
講師 | 専門および主な活動 |
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神戸大学 地域連携推進本部 松下正和特命教授 | 専門は日本古代史。近年は、兵庫県内の地域史や災害史、被災歴史資料の保存修復と活用、日常時からの歴史資料の保全、自主防災組織支援などのテーマに取り組む。 |
兵庫県立大学
環境人間学部・大学院 環境人間学研究科 木村玲欧教授 | 専門は、防災心理学、防災教育学。安全・安心な社会を実現するため、災害時の心理・行動、復旧・復興、防災教育・訓練を研究している。内閣府・防災教育チャレンジプラン実行委員会委員長、内閣官房・国土強靱化に資する民間の取組事例の調査業務に関する審査委員など多数の行政委員に就任。 |
兵庫県防災士会 中播エリア 平櫛武幹事 | 専門は、ワークショップ、地域づくり計画、地域コミュニティ。防災士であり、ひめじ防災ラボ&スタディの運営もしている。地域づくりに従事し、800回を超えるワークショップを実践。 |

ひめじ防災マイスター研修会実施
ひめじ防災マイスターを対象に、定期的に研修会を実施しています。

地域防災に関する情報交換会及びひめじ防災マイスター研修会(令和6年12月)
令和6年12月に地域防災に関する情報交換会及びひめじ防災マイスター研修会を開催。
- 情報交換会では、本市職員からの能登半島地震派遣報告及びテーマにそったグループディスカッション(市の防災関係部局との意見交換)を実施し、防災関係者との連携強化を図りました。
- 研修会では、避難所運営ゲーム(HUG)を実施し、防災知識の習熟を図りました。
避難所運営ゲームの様子

令和7年度ひめじ防災マイスター研修会開催(令和7年4月)
兵庫県防災士会中播エリア、ひめじ防災ラボ&スタディ、うちの防災やってみる会との共催で実施。
兵庫県広域防災センターの松山様の講義と意見交換会を実施し、阪神淡路大震災を被災された貴重なお話と活発な意見交換が行われました。
意見交換会の様子
お問い合わせ
姫路市役所 政策局 危機管理室 自主防災担当
住所: 〒670-0940 姫路市三左衛門堀西の町3番地 防災センター5階
電話番号: 079-223-9599 ファクス番号: 079-223-9541
E-mail: jisyubousai@city.himeji.lg.jp