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あしあと

 

    地蔵菩薩半跏像(八家地蔵)

    • 公開日:2008年3月8日
    • 更新日:2019年5月8日
    • ID:2042

    名称

    地蔵菩薩半跏像(八家地蔵)

    概要

    本像は総高2m余あり石造地蔵像としては稀にみる大きな像である。網笠様の光背および本体部は一石から彫出し、蓮台は別の一石で造る左足踏み下げの地蔵菩薩半跏像であり、左手の掌中に宝珠、右手に錫杖をもつ。
    その面部はやや面長で、大きく白毫をあらわし、眉・眼・鼻のつくりも大きく、表情はすこぶる温和である。着衣の衣文も押さえて浅く表現し、襟くぐりを大きく開いて胸部・乳部のくくりを明らかに彫出しする。肩がいかり気味で、体部の側面観の肉取りも割合に薄く、平安時代の地蔵像の余風をたたえたところがある。

    所在地

    姫路市的形町福泊498 養泉寺

    写真

    地蔵菩薩半跏像(八家地蔵)の写真