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木造薬師如来座像

  • 更新日:
  • ID:2070

名称

木造薬師如来座像

概要

座高41センチメートル、頭部にかけ前後に矧いだ寄木造りで、右手臂より先、左手、薬壺は後補である。胎内銘によって建武2年(1335)9月2日柒嶋清賢(法名 阿然)尼定忍夫妻によって造立された尊像であることがわかる。仏師の名を記さず、特に優れた作ではないが、整った容姿からみると、地方仏師の快心の作であろう。銘文に見える柒嶋氏は宇佐八幡宮の社家である。おそらく小笠原氏の中津時代に入手し、法性寺に安置していたので安志へ伝来したのであろう。

所在地

姫路市安富町安志536 法性寺

写真

木造薬師如来座像の写真