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薬師如来坐像(薬師堂)

  • 更新日:
  • ID:2080

名称

薬師如来坐像

概要

右手は胸前に上げて五指を伸ばして掌を前に向ける「施無畏印」の印相をみせ、左手は腹前で薬壷を持って座る薬師如来である。体部は寄木造と思われ、目は水晶をはめ込む玉眼である。端正な表情、量感がありバランスのとれた体部、胸部の整った衣文(衣のしわ)などから鎌倉時代中頃の制作と考えられる。台座と光背は江戸時代に造られたものと思われ、頭髪の彩色と肉身の金箔もその時に施されたと考えられる。この如来坐像は、北恒屋地区と中村地区の西方の山中にあった棚原廃寺から移されたという伝承がある。

所在地

姫路市香寺町中村252 薬師堂

写真

薬師如来坐像の写真