ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

スマートフォン表示用の情報をスキップ

PC版

Multilingual

あしあと

 

    木庵禅師頂相

    • 公開日:2008年3月8日
    • 更新日:2019年5月8日
    • ID:2049

    名称

    木庵禅師頂相

    概要

    繊細な筆到で細部まで入念に描かれ、広く道俗から尊崇された木庵の風格を偲ばせる。絵師は不明であるが、かなり力量のある人の作であろう。上部には木庵の筆で信濃開善寺の開山とされる大鑑禅師の偈を讃しているが、残念なことに各行の第2字がカビのために判読できない。当時惰性に陥っていた我が国の書道に新風を送った禅師の書風がうかがえる。
    また、開善寺には別い木庵の寺額があって、印に「庚子」とあるのは万治3年(1660)で、この頃帰依三禅した開善寺住持が、印可を受け授けられたものであろう。

    所在地

    姫路市安富町名坂305

    写真

    木庵禅師頂相の写真