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如意輪観音菩薩半跏像

  • 更新日:
  • ID:2045

名称

如意輪観音菩薩半跏像

概要

かつて書写山円教寺の女人堂であった如意輪寺の本尊である。檜材を用いた寄木造で、玉眼嵌入。宝冠をいただき六臂を有し、頭部を右方に傾け、右膝を立てる通形の如意輪観音菩薩半跏像で、髪部以外はすべて漆箔仕上げとする。
像底に板を張り黒漆を塗るところから、胎内の構造はわからないが、底部に朱漆銘があり、観応2年(1351)11月に仏師康俊(運慶五代孫、東寺大仏師)によって造られ、願主は伝燈大阿闍梨権少僧都昌尊、開眼導師は書写山長吏法印大和尚位実祐であったことがわかる。

所在地

姫路市書写1463-3 如意輪寺

写真

如意輪観音菩薩半跏像の写真