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ペットの防災対策

  • 更新日:
  • ID:28138

万一災害が起きたとき、まずはご自身の身を守ったうえで、避難が必要な場合はペットを連れて避難する必要があります。

ペットのために危険な場所に残ることは絶対にやめてください。人が危険な場所にいることでレスキューなど多くの人が動くことになり、二次災害などのリスクが高まります。

避難所では、原則ペットは飼い主と一緒ではなく、ペット専用スペースで過ごすことになります。

あなたとあなたのペットの身を守るために、日頃から防災対策を行っておきましょう。

普段からの備え

健康管理をしましょう

災害発生時避難所での感染症発生を防ぐため、普段から予防接種を受けたり、ノミ・ダニの予防をしておくなどの健康管理を行いましょう。

持病がある場合は症状や治療履歴、必要な投薬などについてまとめておくと、急に誰かに預かってもらうことになった時などに役立ちます。

しつけをしておきましょう

避難所では家族以外の人やペットと一緒に過ごすことになります。

家族以外の人やペットに慣れさせる機会を普段から作っておきましょう。

避難所で他の人に迷惑をかけないよう、無駄吠えをしないようなしつけ、トイレのしつけなど、基本的なしつけをしておきましょう。

また、いろいろな場所を散歩させたりキャリーに入れて連れ出すことでさまざまな音やにおいに慣れさせておくとよいでしょう。

避難所までの移動にペットキャリーを使用したり、避難所ではケージ内で過ごすことが想定されるので、ペットキャリーやケージに入る訓練をしておきましょう。

住まいの防災対策をしましょう

家具などが倒れて人やペットがケガをしないよう転倒防止器具をとりつけたり、家から避難する場合の避難経路を確認するなどしておきましょう。

飼い主がわかるようにしておきましょう

災害時にペットが迷子になっても無事飼い主さんの元に戻れるよう、普段から迷子札をつけたりマイクロチップを装着するなどしておきましょう。

ペット用の備蓄品を用意しましょう

ペットが避難所で生活するためのケージ類やフードなどは原則飼い主さんが用意する必要があります。

救援物資が届くまで時間がかかることもあります。特に療法食などが必要な場合は、普段から余裕を持った量をローリングストックしておくことをお勧めします。

想定される必要備品の例

  • ペットキャリー、リード、首輪、ケージ類

  • 5日分以上の水、フード類

  • ペットの写真、飼い主の情報、緊急連絡先がわかるもの

  • 投薬が必要な場合、予備の薬など

預け先を確保しておきましょう

万一の場合、飼い主に代わってペットを預かってくれる場所を普段から確保しておきましょう。

親せきや友人、ペットホテルなど、複数の預け先候補があるとよいでしょう。

近隣だと一緒に被災してしまうおそれがあるため、遠方にも預け先があるとなお望ましいです。

可能ならば、時々預け先の人にペットと会ってもらい、互いに慣れておくことをおすすめします。

不妊手術をしておきましょう

飼い主とはぐれたペットが繁殖し、飼いきれないペットが増えてしまうことで、周辺の生活環境や生態系を悪化させることがあります。

特段の事情がある以外では、なるべく不妊手術をすませておきましょう。

不妊手術を行うことは防災対策だけでなく、生殖系由来のさまざまな病気や問題行動の予防、ペットのストレス低減にも有効です。

人とペットの災害対策ガイドライン

環境省では、一般飼い主の方に向けた人とペットの防災対策ガイドライン別ウィンドウで開くを作成しています。