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飼い主のいない猫の適正管理について

  • 更新日:
  • ID:28694

飼い主のいない猫に餌を与えるだけで管理をしないと、近隣住民とのトラブルの原因になったり、不幸な子ねこが増える原因となります。

かわいそうだから、といった気持ちで餌を与えたことが、かえって猫を不幸にしないために、飼い主のいない猫に餌を与える場合は適正管理を行うことが必要です。

飼い主のいない猫に適正管理をしないことで起こるトラブル

  • 猫が繁殖しすぎて、道で車にひかれたりカラスに襲われたりして亡くなる猫が増える
  • 猫が繁殖しすぎて、栄養状態が悪い猫や、猫エイズなどの感染症にかかった猫が増える
  • 猫のふん尿に関するトラブルが増える
  • 車に傷をつけられるなどのトラブルが増える
  • 繁殖期の猫の鳴き声に関するトラブルが増える

飼い主のいない猫によるふん尿被害などを受けた人が、餌を与えていた人に損害賠償を請求することもあります。餌を与える以上、与えた人には責任が発生します。飼い主のいない猫を適正に管理することが必要です。餌を与える人がマナーを守らないと、猫が周りの人に嫌われる原因となってしまいます。

飼い主のいない猫の適正管理の方法

不妊手術をしましょう

これ以上猫が増えないよう、不妊手術を行うことは必須です。

不妊手術を行うことで、オス猫のマーキングや尿の臭いが軽減したり、繁殖期の鳴き声によるトラブルが減少するなどの効果も期待できます。

手術の際、耳カットを入れてもらうなどして、不妊手術済であることがすぐわかるようにしておきましょう。

姫路市では飼い主の猫への不妊手術費用に対する助成制度を設けています。(手術前に申請が必要)

置き餌はやめましょう

餌を置きっぱなしにしていると、他の地域から餌にひかれた猫がどんどんやってきて、その場所に居つく原因になります。また、カラスが集まったり、ゴキブリやハエなどの発生原因になるなど、不衛生な状況を誘引します。

時間と場所をきめておけば、猫も学習してその時間だけ餌を食べに来るようになります。猫が餌を食べ終わるまで見守り、食べ終わったら片づけましょう。餌を食べるところを見守るようにしておくと、見知らぬ猫がやって来たときすぐ発見でき、不妊手術につなげることが可能です。

私有地に管理者の許可なく立ち入り餌を放置するような行為はやめてください。

トイレを用意しましょう

ふん尿に関するトラブルは飼い主のいない猫に関するトラブルの中でもっとも多いです。

あちこちでふん尿をして回らないよう、トイレを設けてあげましょう。猫は柔らかい土を好む習性があるので、柔らかい土を盛り上げた場所を用意したり、プランターなどに砂を敷き詰めたものを用意するなどしましょう。

トイレが汚れているとほかの場所で用を足すようになるため、トイレの掃除はこまめにしてあげてください。

飼い主のいない猫の適正管理に関する啓発プレートについて

動物管理センター窓口で、飼い主のいない猫の適正管理に関する啓発プレートを配布しています。

自宅の堀や塀など、ご自身の管理する土地や建物に提示ください。ご自身が管理する場所以外に掲示する場合は、管理者の許可を得てください。こちらにないデザインのものもありますので、ご希望の方は窓口でお選びください。

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