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大切な腎臓を守りましょう!

  • 更新日:
  • ID:26084

慢性腎臓病について知ろう!考えよう!

慢性腎臓病(CKD)とは?

  • 腎臓の糸球体や尿細管が冒されることで、腎臓の働きが3か月以上低下している病気です。
  • 腎臓の機能は一度失われると回復しづらく、進行すると人工透析が必要になる場合があります。
  • また、心疾患や脳血管疾患などのリスクが増加します。
  • 自分には関係のない病気と思ってしまいがちですが、「成人の5人に1人」がCKDと言われています。

症状

  • 初期には、自覚症状がありません。そのため、尿検査や血液検査で初めて気づくことが多いです。
  • 進行すると、むくみ、高血圧、尿量の変化、全身倦怠感などの症状が現れることがあります。

こんな人は要注意!

  • 高血圧、糖尿病、肥満などの生活習慣病がある
  • 家族に腎臓病の方がいる
  • タバコを吸っている
  • 高齢者である
  • 運動を全くしない
  • 塩辛い食べ物が好き

腎機能をチェックしてみよう!

尿たんぱく

尿の中にたんぱくが出ているかどうかを調べる検査です。腎臓の働きが低下すると、尿にたんぱくがもれ出てきます。

血清クレアチニン

筋肉が運動する際に代謝されてできる老廃物です。腎臓の働きが低下すると尿中に排泄されず、血液中のクレアチニンの量が増えてしまいます。

eGFR(推算糸球体ろ過量)

1分間にどれだけの血液をろ過して、尿が作れるかを示しています。血清クレアチニン値や年齢、性別などから計算され、腎機能がどの程度残っているかを推定することができます。

CKDの定義

下記のいずれか、または両方が3か月以上続いている状態

腎障害

たんぱく尿(微量アルプミン尿を含む)などの尿異常、画像診断や血液検査、病理所見で腎障害が明らかである状態

腎機能の低下

  • 血清クレアチニン値をもとに推算した糸球体濾過量(eGFR)が1.73平方メートルあたり分あたり60ミリリットル未満の状態
  • 慢性腎臓病(CKD)の多くは、一般的な健診で見つけることができます。
  • 健康診断等の検査結果から腎臓の状態をチェックし、早期発見、早期治療を心がけましょう!

3月第2木曜日は「世界腎臓デー」です

  • 毎年3月に「世界腎臓デー」の啓発イベント、講演会を実施しています。
  • 腎臓病を予防するために、生活習慣の改善に取り組むことと、健診受診し早期発見に努めましょう。
  • 以下は令和6年度に実施した内容です。

日時

令和7年3月16日(日曜日) 午後1時から午後4時30分まで

場所

アクリエひめじ(姫路市神屋町143‐2) 4階大会議室

市民向け講演会

時間

午後2時から午後3時45分まで

内容

  1. 特定健診について
    講師:国民健康保険課
  2. CKD(慢性腎臓病)についてのレクチャー
    講師:はりま姫路総合医療センター 医師
  3. 食事に関して
    講師:はりま姫路総合医療センター 管理栄養士
  4. 正しい薬の服用について
    講師:姫路薬剤師会

健康イベント

時間

午後1時から午後2時まで、講演終了から午後4時30分まで

内容

  • 医師、薬剤師による健康相談
  • ただしい血圧測定のPOINTレクチャー
  • 栄養士によるおいしく、健康な食事アドバイス
  • 姫路市からの健康に関するご案内
  • その他健康に関する情報や食事レシピなども!