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弥勒寺開山堂厨子

  • 更新日:
  • ID:1978

名称

弥勒寺開山堂厨子

概要

開山堂の内陣来迎柱間に置かれた正面1間、奥行半間の春日厨子で、性空上人の像を安置する。土台を廻し頭貫桁を組み、地長押、内法長押を備えた正規の春日厨子であるが、地長押の上方に床框を置き内法長押との間に両開き板扉を軸吊に納めた制になるのは珍しい。扉の4隅並びに上下長押に飾り金具を装打し、扉の内面に乙・若二天童像を彩画する。小規模の簡素な意匠になるが、扉の隅金物に慶長16年(1611)の打出し銘があり、製作年代が明らかである。

所在地

姫路市夢前町寺1051

写真

弥勒寺開山堂厨子